祓魔学園の背教者IV -紫色の黙示録ー
影縫が“ルネサンス”残党の拠点を突き止め、その討抜へ向かった。しかし学園が手薄になった隙をつかれ、かつて捕らえた“背教者”の脱獄を許してしまう。一方、拓真は影縫から預かった“箱”を手に、寮で安息の時を過ごしていた。「絶対にあけてはならない」-そう言及されたその箱の中身ーそれは世界のすべてを知る存在にして、拓真が追い求める“叡智の悪魔”ヴィオレッタが囚われているとされる、聖職者協会の書庫へと至る鍵ー!?すべての始まりとなった“一周目”の秘密を知る彼女を求め、背教者たちが紡ぐ幻想活劇は巡りゆく!!