葉桜が来た夏
アポストリー身体能力と科学技術に優れた、女性だけで構成される異星人。目が赤いほかは、外見的特徴は人間と同じ。琵琶湖周辺は彼らと人間が共存する居留区となっていた。高校二年の南方学は過去に起きたとある出来事からアポストリを憎んでいた。ところが、“共棲”と呼ばれる居留区のシステムに則り、一人のアポストリと同居することになる。彼女の名は、葉桜ー評議長の姪でもある美しい少女だった。二人は激しくぶつかり合うが、その共棲にはある意図が隠されていてー。第14回電撃小説大賞“選考委員奨励賞”受賞作。
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葉桜が来た夏(2)葉桜が来た夏(2)
身体能力と科学技術に優れ、女性のみで構成される異星人ーーアポストリ。その評議長の姪、葉桜と共棲することになった南方学は、人間とアポストリの交流フォーラムに出席するため東京を訪れた。 そこで二人は星野友深と名乗る、奇妙な少女と出会う。 素性も事情も話さず、とにかくアポストリ居留区駐在日本大使である学の父に連絡をとって欲しいという彼女には、謎のアポストリハンターや自衛隊からの追っ手がかかっていてーー。はたして彼女と正体と逃避行の行方は? 強がりだけど少しドジな星野がかわいい第2弾! 2008/09/10 発売
葉桜が来た夏(3)葉桜が来た夏(3)
「やっと会えた、葉桜」 琵琶湖上、アポストリの本拠地である<十字架>付近に浮かぶ多景島(たけしま)。社会科見学でそこを訪れた学と葉桜は金色の髪をした謎の少女と出会う。 白夜と名乗る彼女は葉桜の名を呼び、また葉桜もなにか思い当たることがあるようだった。 その出会いから葉桜は豹変する。白夜に異常な執着を示し、一方で彼女の存在を周囲から隠そうとする。学はその理由を探ろうとするが、事態は思わぬ方向に転がりはじめ……。はたして白夜の正体とは!? 2009/02/10 発売