侵略教師星人ユーマ
どこにでもありそうなのどかな港町。唯一よそと違うのは、この町の海が宇宙人に占拠されていることだった。ある朝、宇宙船に向かって怒鳴り散らす青年を舞依は見かける。自らが真の侵略者であると意味不明なことを説く青年を見て、登校前の高揚した気分が萎える舞依だった。舞依の災難は終わらない。なんと新しい担任が、あの青年、ユーマだったのだ。言動は変だが、どこか筋が通っているユーマはいつの間にか生徒達の人気者に。だが、彼にはとんでもない秘密があり!?第18回電撃小説大賞“メディアワークス文庫賞”受賞作。