9S<ナインエス> XI true side
地球上の全生物の滅亡が目前に迫る中、由宇がついにその地に立つ。これは偶然か必然か。このシベリアに 「遺産」 の原点に関わるすべての者が揃ったのだった。
峰島と真目家の確執を知る女性スヴェトラーナ・クレール・ボギンスカヤの失われた過去。セルゲイの後継者と目される狂える天才イワン・イヴァノフが握る秘密。
彼らと由宇が交わるとき、封じられていた歴史の扉が開かれる!?
生存が絶望視される岸田達の消息は?
グラキエスから逃れるため、闘真達一行が繰り広げる決死の逃避行の行方は?
怒涛の展開に目が離せない!
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最果ての地シベリアで遺産汚染が発生。かつて人類が経験したことがない最悪の事態が起こりつつあった。 その頃、由宇は地下深くの牢獄に自ら閉じこもっていた。闘真との決別は彼女から全てを奪い、かつての孤高の天才に戻してしまう。 己を知るため真目家に戻った闘真。そこに「ロシアにいるクレールの母に会え」との要請がくる。 クレールのため、そして禍神の血の本質を知る者に会うため。闘真とクレールは恐るべき未来が待つとも知らず、ロシアへと旅立つのだった。 二人の再会はいつ!? 驚展開の新章突入! 2009/09/10 発売
グラキエスによる全有機生物の全滅という人類存亡の危機を前に、ADEMはフリーダムを配下に収めシベリアへと向かわせていた。 シベリアでは、あきら率いるLC部隊とロシア軍の作戦指揮全権を由宇が持つことになった。自らの能力を解放すると決心した由宇は周囲の想像を遥かに超える戦術を展開し、戦況を優勢に持ち込み始める。 一方、闘真は巨大な脳を前に、自分が置かれている状況を把握できずにいた。その時、目の前に峰島勇次郎が現れ、謎めいた言葉で闘真に語りかける。闘真は己の禍神の血を御し、絶対的当主である不坐に抗うことができるのかーー。 一章 贈り物 二章 Siberia 4 三章 禍神の血 エピローグ 2024/02/09 発売
ロシアで再会した闘真と由宇だったが、闘真は鳴神尊の封印を壊し、禍神の血は解放され完全に目覚めてしまう。出生の謎も、禍神の血と峰島勇次郎との因縁も明かされた今、闘真の存在は世界を壊しかねなかった。それでも由宇は闘真と一緒に歩める道を示そうとし、二人は新たな絆を手にする。麻耶や勝司はこれからの真目家の在り方を模索し、ADEMはグラキエス殲滅作戦を実行するために国際社会で戦う。 そんな中、すべてを超越する存在、峰島勇次郎の実験が、いよいよ始まろうとしていた。禍神の血と、もう一人の自分に向き合う闘真。そして、父との関係に決着をつけようとする由宇。二人が選んだ結末の先にあるものはーー。 電撃が贈るレジェンド・ハードアクション、ここに堂々完結! プロローグ 一章 グラキエス殲滅 二章 観測 三章 峰島勇次郎 エピローグ 2024/02/09 発売