烙印の紋章XI あかつきの空を竜は翔ける(上)
勢力を増すオルバの軍勢。もはや看過できなくなった皇帝は、オルバを帝都へ招くという強行手段に出る。
一方、隣国エンデには、戦巧者の 『小覇王』 カセリア率いる東の大国・アリオン軍が迫るという事態に陥っていた。
アリオンの野心はエンデに留まらず、必ずやメフィウス、ガーベラにまで及ぶ ──。その危機を前に、オルバが、そして負傷をして祖国ガーベラに帰国したビリーナが行動を開始する!
関連ラノベ
烙印の紋章XII あかつきの空を竜は翔ける(下)烙印の紋章XII あかつきの空を竜は翔ける(下)
皇帝グールとの謁見を切り抜け、隣国エンデの救援へと向かうオルバ。折しもエンデの次期大公・エリックは東の大国アリオンの皇太子・カセリアの陥穽にはまり窮地に立たされていた。一方、帝都ソロンでは皇后メリッサがグールをも強引に連れ去って竜神教の神殿に立てこもる事態となっていた。うかつに手を出しかねる緊迫した状況の中、ガーベラより帰還したビリーナが神殿への使者の役を担うことになる。メフィウスの未来をかけてそれぞれの戦いに臨むオルバとビリーナ。二人の運命ははたして!?英雄への道を描く戦記ファンタジー、堂々の完結編。 2012/10/10 発売