ゼロから始める魔法の書VII -詠月の魔女〈下〉-
「これより、世界を破壊する」そうしてー。世界は一夜にして変化した。その夜、眩いばかりの満月を背に悠然と空を漂う魔女を多くの者が見たと言う。そして、その言葉をきっかけに、ありとあらゆる獣堕ちたちはー。魔法国家へと変貌を遂げたウェニアス王国で主席魔法使いとなったアルバスと再会を果たしたゼロたち。きな臭い空気が漂う中、彼らの前に現れたのは、教会と魔女を五百年ぶりの聖魔戦争へと焚きつけるようとする組織“不完全なる数字”の長、“あの方”だった。その正体が明らかになるとき、世界は破滅と再生へと舵を切る。そして、ゼロが流す涙の理由とは…!?
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ゼロと獣の傭兵の旅の物語は、始まりの地“ウェニアス王国”へー。“魔女”と“教会”を戦争へと導こうとする謎の組織“不完全なる数字”を追うゼロたち。一行は、ゼロの故郷である“弓月の森”を訪れるのだがー“十三番”の名前を口にした瞬間、闇に放り出されてしまう…。十三番の操る“強制召喚”によりゼロたちが導かれた場所、それは魔法国家へと変貌を遂げたウェニアス王国だった!国家主席魔法使いとなった詠月の魔女・アルバスとの邂逅を果たす一行だったが、国とアルバスを取り巻く環境はどこか不穏な空気に包まれていて…。 2016/04/09 発売