ぼくらはみんなアブノーマル
この世界はバグってやがる。日によって見た目が大人と幼女の間を行き来する、こいつもそうだ。成長期にもほどがある。『蜂賀直哉!私の委員会に入って一緒に“バグ持ち”を救おう!』俺を怪しい委員会に無邪気に勧誘してくる袖森と名乗ったこの先輩は、どうやら頭の方もバグっているようだ。そもそも退学の危機が迫る俺に、そんな暇はあるはずが無い。うしっ!深く考えるのはやめだ。なんたって俺は、考えるとフリーズしちまう超A級の“バグ持ち”だからな。バグってしまった世界で、“欠陥美少女”たちとの青春ラブコメがスタートする。