86-エイティシックスーEp.2 -ラン・スルー・ザ・バトルフロントー〈上〉(2)
共和国の指揮官・レーナとの非業の別れの後、隣国ギアーデ連邦へとたどり着いたシンたち“エイティシックス”の面々は保護され、一時の平穏を得る。だがー彼らは戦場に戻ることを選んだ。連邦軍に志願し、再び地獄の最前線へと立った彼らは、シンの“能力”によって予見された“レギオン”の大攻勢に向けて戦い続ける。そしてその傍らには、彼らよりさらに若い、年端もいかぬ少女であり、新たな仲間である「フレデリカ・ローゼンフォルト」の姿もあった。彼らはなぜ戦うのか。そして迫りくる“レギオン”の脅威を退ける術とはー?第23回電撃小説大賞“大賞”受賞作第2弾!シンとレーナの別れから、奇跡の邂逅へと至るまでの物語を描く“ギアーデ連邦編”前編!“死神は、居るべき場所へと呼ばれる”
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86-エイティシックスーEp.3 -ラン・スルー・ザ・バトルフロントー〈下〉(3)86-エイティシックスーEp.3 -ラン・スルー・ザ・バトルフロントー〈下〉(3)
敵“レギオン”の電磁加速砲による数百キロ彼方からの攻撃は、シンのいたギアーデ連邦軍の前線に壊滅的被害を与え、レーナが残るサンマグノリア共和国の最終防衛線を吹き飛ばした。進退極まったギアーデ連邦軍は、1つの結論を出す。それはシンたち「エイティシックス」の面々を“槍の穂先”として、電磁加速砲搭載型“レギオン”の懐にー敵陣のド真ん中に突撃させるという、もはや作戦とは言えぬ作戦だった。だがその渦中にあって、シンは深い苦しみの中にあった。「兄」を倒し、共和国からも解放されたはず。それなのに。待望のEp.3“ギアーデ連邦編”後編。なぜ戦う、“死神”は。何のために。誰のために。 2017/12/09 発売