魔王学院の不適合者10〈下〉 〜史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う〜(12)
“世界の意思”を詐欺する敵によって破壊の炎に包まれようとする地上の危機に、現れた救援もまた”世界の意思”-??第10章《神々の蒼穹》編、完結!!
関連ラノベ
偽りの魔王が画策した魔族と人間の戦争を阻止したアノス。しかし突如として魔王の再臨と絶命を見せ付けられたディルヘイドは、未だ混乱の渦中にあった。その機を見据えたように“魔王学院”に現れた新任の教師。その正体は二千年前、神話の時代よりアノスと敵対する神族のひと柱、天父神ノウスガリアだった。「神の知恵を授けよう。暴虐の魔王アノス・ヴォルディゴード。君を滅ぼす新たなる神の子はーこの学院にいる」神すら滅ぼすアノスを世界から排除せんと、神話の戦いが今、再び幕を上げる!!暴虐の魔王があらゆる理不尽を粉砕する痛快ノベルー第四章“大精霊編”!! 2019/03/09 発売
偽りの魔王アヴォス・ディルヘヴィア、その正体は伝承から生まれた大精霊であり、ミサのもうひとつの側面だった。アノスは大精霊アヴォス誕生の秘密を知るため、“時間遡行”によって二千年前のアハルトヘルンを訪れる。そこで目にしたのは、天父神の卑劣な計略によって、ひとつの家族の愛と絆が無残にも引き裂かれる瞬間だったー。「二千年前の悲劇はもう幕引きだ。これから、すべてを取り返しに行こう」あらゆる理不尽、あらゆる悲劇、我が眼前ではただ滅べー!!Webでも大反響を得たシリーズ最大のエピソード“大精霊編”感動のクライマックス!! 2019/05/10 発売
神界の門の向こう側で無事エンネスオーネを保護したアノス。しかしその直後、何者かに魔王城の支配を奪われてしまう。デルゾゲードとエーベラストアンゼッタを取り戻すため、一行は“神々の蒼穹”と呼ばれる神の住まう領域へと足を踏み入れる。そこで待ち受けていたのは生命の輪廻を司る四人の神。そして循環するはずの生命が少しずつ減っているという衝撃的な事実だった。循環する生命の根源が減少するーそれは世界が少しずつ滅びへ向かっているということに他ならない。歴代の創造神を苦しめた「世界の瑕疵」の正体へ挑む、第十章“神々の蒼穹”編!! 2021/08/06 発売
“銀水聖海”へ進出し、秩序を統べる学院“パブロヘタラ”に入学したアノス達。初の銀水序列戦を制しパブロヘタラを騒がせる彼らの前に、ミリティア世界を襲った者たち“幻獣機関”が姿を現す。アノスが彼らを相手取る最中、母・イザベラが刺客に襲われる事件が発生。通りかかった謎の青年の助力によって、その場は事なきを得たものの、イザベラは原因不明の高熱に倒れてしまった。青年曰く、彼は幻獣機関の故郷“災淵世界”の出身者であり、イザベラは彼の姉が転生した姿だと言うのだ。そして災淵世界との繋がりが、転生を経た今もなおイザベラの身体を蝕んでいるというー。 2022/08/10 発売
母・イザベラを襲う不調。その正体は“渇望の災淵”で目覚めた幻獣によるものだった。実行犯と思しき男ー“幻獣機関”所長・ドミニクを討つべく“災淵世界”へ乗り込んだアノス。しかし討つべき敵は何者かの手によって既に葬られており、根源が滅びるその瞬間に居合わせたため、ドミニクの殺害容疑を被せられてしまう。その窮地を救おうと、味方のふりをして現れた者…それこそが真の黒幕であると看破したアノスが語る、一連の事件の真相とはー?それはグスタとイザベラが互いに転生する前、二人が出会ったその瞬間に遡るー第十二章“災淵世界”編、完結!! 2022/10/07 発売