ユア・フォルマIV 電索官エチカとペテルブルクの悪夢(4)
電子犯罪捜査局を標的とした一連の事件の首謀者とされたAI「トスティ」。しかしその開発者は世界のどこにも実在しない人物だった。開発者の正体を探すエチカとハロルド。ハッカーから足を洗ったビガも本格的に捜査に加わるが、一向に足取りを掴むことができない。そんな中、アミクスを狙った殺傷事件が発生。その手口は、かつてハロルドの恩師ソゾンが惨殺された「ペテルブルクの悪夢」と酷似していてー。「今度こそ、私が終わらせなければ」平静を失ったハロルドの姿に、不安を隠せないエチカ。彼女の声は、贖罪に燃えるハロルドの心に届くのかー。第27回電撃小説大賞“大賞”受賞の本格SFクライムドラマ、核心に迫る第4弾!