魔法史に載らない偉人3 〜無益な研究だと魔法省を解雇されたため、新魔法の権利は独占だった〜
歯車大系の開発、それを応用した「一般人にも扱える魔導具」の製作、さらに“白樹”のアジトを叩き彼らの企みを未然に防ぐ活躍ー。様々な功績を上げ続けるアインに学位を授与すべきという話が持ち上がる。乗り気ではないアインとは対照的に、認められたことを喜ぶシャノン。そんな彼女に押し負ける形で因縁の相手・総魔大臣ゴルベルドとの面会に向かったアインは、彼からシャノン出生に関わる秘密を聞かされる。ゴルベルドの双子の弟にして、忌み子として幽閉されながら魔法界に反旗を翻した男・ガルヴェーザ。彼に見つからないよう名を変え孤児院に預けられたゴルベルドの娘、それがシャノンなのだという…。娘を返してほしいと告げるゴルベルドに対し、アインの決断はー?
関連ラノベ
魔法史に載らない偉人 〜無益な研究だと魔法省を解雇されたため、新魔法の権利は独占だった〜(1)魔法史に載らない偉人 〜無益な研究だと魔法省を解雇されたため、新魔法の権利は独占だった〜(1)
優れた魔導師でありながら無学位のアインは、孤児の少女・シャノンを引き取る。彼女を魔導師として大成させるーそれはアインが進めている研究を継続するための条件だった。しかし転属により新たな上役となった男に、無学位を理由として魔法省を解雇されてしまう。途方に暮れ、シャノンの処遇に悩むアイン。しかし彼女と暮らし、絆を育む中で閃きをつかんだアインは、ついに魔法史を揺るがす研究を完成させる。翌日の号外が街を騒がせる中、逃がした魚の大きさにようやく気付いた魔法省は、新魔法の権利を強奪しようと暗躍するがー?『魔王学院』著者が贈る痛快魔法学ファンタジー!! 2022/08/10 発売