公爵家の長女でした(1)
血がつながっているだけの人、さようならーー。
公爵家の長女に相応しくあるため、幸せを諦め、勉学に励んできたローザリンデは、ある日婚約者から一方的に婚約破棄されてしまう。父からも手酷く見捨てられ絶望するなか、前世でも『長女だから』と搾取される過酷な人生を送っていたことを思い出し……。
「私だって、逃げてみせる」
記憶と共に不思議な力を手に入れたローザリンデは、家出を決行。その先で正体を隠した他国の皇太子と出会い!?
これは、自分らしく生きることにした『公爵家の長女』だった私の物語。
【登場人物】
・ローザリンデ
全てが平凡で「努力だけ」と冷遇されてきた令嬢。家出して迷い込んだ森で、アーノルドと出会う。
・アーノルド
大帝国の皇太子。敵襲から逃れる最中に出会い、助けてくれたローザリンデに恋に落ちる。
公爵家の長女
“私”と私
覚醒
婚約破棄
スローライフ
黒い髪の男
約束
新しい暮らし
彼女の味方
関連ラノベ
公爵家の長女でした2公爵家の長女でした2
家出先で運命的な出会いをしたノルドの助けもあり、ローリは帝国で小さな店をはじめていた。前世や公爵家にいた時とは違う、温かな生活を送るなか、ノルドが婚約者を選ぶ舞踏会を開くという噂が広まる。傷心するローリだが、ノルドから告げられたのは、自らが帝国の皇太子であること、そして「オレの伴侶として、生涯を共に生きてほしい」というプロポーズだったーー。 未来の皇妃になる自信が持てず葛藤するローリの一方で、ノルドを狙う怪しい影も近づいていて……。 インペリアルブルー あなたの影の差すところ 似た者同士 軍師の口上 by me, for me 聖女降臨 夢のあとさき ── 私と“私” タビーの凱旋 それから 2025/11/25 発売