運命の十字架にセピアな風の音が聞こえる(上)
「ここに写っているのは…!」突然、私たちの前に現れたカイ。記憶喪失になっていて、まるで別人のよう。それだけでも驚いたのに、彼が持っていた写真を見て、私、ミキはまたびっくり。だってそこには、幼いころのゆーさんと女の人の姿が。もしかしてこの女の人、ゆーさんのお母さんかもしれない。でも、肝心のゆーさんは、あまりうれしくないみたい。どうしてなの-。
「ここに写っているのは…!」突然、私たちの前に現れたカイ。記憶喪失になっていて、まるで別人のよう。それだけでも驚いたのに、彼が持っていた写真を見て、私、ミキはまたびっくり。だってそこには、幼いころのゆーさんと女の人の姿が。もしかしてこの女の人、ゆーさんのお母さんかもしれない。でも、肝心のゆーさんは、あまりうれしくないみたい。どうしてなの-。