精霊の乙女ルベト 白面郎哀歌
大巫女の娘として生まれ、精霊に捧げる歌や踊りを叩きこまれてきたルベト。年に一度の地霊祭の夜、最愛の人・ニグレトを神の化身「瑞祥君」として大国・尚に攫われ、ルベトは彼を救うため、東へ旅立った。歌と踊りを活かし、王宮付の芸人となったルベトに、「瑞祥たるお方」の前で哀しき王子の愛を描く「白面郎哀歌」を披露する機会が訪れる。だがその役を狙うのは、ルベト一人ではなかった。WH新人賞受賞作!
大巫女の娘として生まれ、精霊に捧げる歌や踊りを叩きこまれてきたルベト。年に一度の地霊祭の夜、最愛の人・ニグレトを神の化身「瑞祥君」として大国・尚に攫われ、ルベトは彼を救うため、東へ旅立った。歌と踊りを活かし、王宮付の芸人となったルベトに、「瑞祥たるお方」の前で哀しき王子の愛を描く「白面郎哀歌」を披露する機会が訪れる。だがその役を狙うのは、ルベト一人ではなかった。WH新人賞受賞作!