銀糸の魔法式2 白き狼と黒猫
“魔法使いの実習生”の少女・クレアの保護者になってからしばらく経った頃、秋月孝平の住む汐浜市に“魔法使い”を名乗る少女がもう一人やって来た。少女はホルマと名乗り、とある人物を捜していると言う。嫌な予感を覚える孝平だったが、予感は的中。魔法使いはこりごりだと言ったのに、結局「何でもします!」と拝み倒されて、渋々クレアと同じようにアパートへ受け入れることに。時を同じくして、孝平の前に一匹の不思議なしゃべる黒猫が現れ、“忠告”を与えてくる。-白い狼に気を付けろーと。黒猫の真意とは、そして過去と現在が複雑に絡み合う因縁とはー?!第1回講談社ラノベチャレンジカップ“佳作”受賞作第2弾。