双子喫茶と悪魔の料理書
「だって、篝はずっと誰かのために料理をしてきたでしょう?」二年前。幼馴染みの少女・葉月から、なにげなくかけられた言葉。きっとあの時、ただの幼馴染みは、初恋の少女に変わったー。そして現在。俺はいまだ葉月に告白できないまま、葉月とその双子の妹・水希とともに、彼女たちの実家の喫茶店でバイトをしていた。そんなある日、水希が持ち出した古本からー幼女が出てきた。彼女は願いを叶える妖精キキと名乗り、強引に俺の縁を結ぼうとする。だが、キキが俺の縁を結んだのは、葉月ではなく水希の方で…!?料理と、恋と、切なさとー。喫茶店が舞台の感動ストーリー!
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双子喫茶と悪魔の料理書2双子喫茶と悪魔の料理書2
この世界から消えかけてしまった水希を取り戻してから、約一ヵ月。俺は水希やその双子の姉の葉月たちとともに、忙しくも平和な日常を送っていた。だが、ある夏の日にー事件はふたたび発生する。「あーあ、ちょっとくらい子供の頃に戻れたらいいのに」そんな何気ない言葉とともに、まばゆい光の中から現れたのはー小学生ぐらいまで若返った葉月の姿。どうやら一ヵ月前の事件と同様、『悪魔の料理書』の力が発動し、子供に戻りたいという彼女の願いを叶えてしまったらしい。はたして俺たちはその願いを越えて、無事に葉月を元の姿に戻せるのか…!?二度戻らない夏。二度とは戻れない夏ー。喫茶店が舞台の感動ストーリー第二弾! 2017/11/02 発売