さくらとともに舞う
人々を殺め苦しめる荒人魂が、大和の国に頻発するようになった。その荒人魂に母を殺された明石めぐるは、剪定士をめざし鸞鳳学院に入学する。剪定士とはパートナーになる舞姫が放つ“花力”を借りて荒人魂と戦う剣士のこと。学院では剪定士・舞姫を目指す候補生達が厳しい特訓を受けていた。入学初日、めぐるは舞姫候補生の桜みらいと10年振りの再会を果たす。しかし、彼女は四大流派の跡継ぎ娘、庶民のめぐるがパートナーになることなど簡単に認めて貰えるはずもない。実力で認めて貰おうと日々特訓に没頭するが、ある郊外学習で荒人魂と遭遇してしまう。それをきっかけにみらいの秘密が明らかに!京の町は次第に闇の中へと引きずり込まれていく。