最弱の弟子 2
師匠に「ダメ弟子」と認定されて破門されてしまった少年ジェセットは、道中で仲間にしたドラゴンの少女カイアとともに、強くなるためにあてどない旅を続けていた。カイアの背に乗って空を飛んでいると、人だかりを発見する。どうやら病を治して回っている「聖女」と呼ばれる存在がいるらしく、その聖女・エリュキナを狙って山賊たちが集結していた。ジェセットは山賊を倒そうとするのだが、エリュキナは「暴力はいけない」と諭し、なんと言葉だけで山賊を改心させてしまった。エリュキナはジェセットに戦いの影が見えると言って、ついてくるのだが、ジェセットの前にエリュキナと「全く同じ顔」をした少女が現れてー。