闇の刻印
神尾家の策謀によって眠ったままだった、まゆらの意識の中に、ついに竜が、姿を現した。「我とともに来よ。おまえには行かねばならないところがある-」そう告げられたまゆらは、竜とともに時を逆のぼり、竜の血族の血塗られた運命を目のあたりにするのだった。1方、神尾家に乗り込んだ水輝は、再び香の力で潮次の手に落ちてしまう。水輝を手中にし、潮次の野望が動きだそうとしていた。生きる人形と化したまゆらの意識は、竜の力で異世界をさまよっていた。一方、水輝は大叔父のしかけた罠に…。いま人気上昇のアクション・ファンタジー。