ハレルユニコーン
『創作物規制法案』など、様々な性規制法案が施行された日本で、ある夏の暑い日、無剣鎖裏は道端に落ちていたエロ本を拾った。だがそれは学園一の美少女こと佐伯八雲の仕組んだ罠だったのである!ハメられてしまった鎖裏は、八雲の頼みごとを渋々承諾することに。約束の場所へ向かうと、突如姿を露にした異形の存在と八雲が激しくどんぱちを繰り広げる様子を目の当たりにする。遂に、なぜだかやり遂げた顔で倒されてしまう八雲。もちろん鎖裏も一撃でのされてしまう。次に目を覚ました佐伯家で、八雲の妹・出雲に助けられたこと、八雲が古来より健全なエロを広めてきた一族の末裔であることを知る。そして、昨今の異常とまで言われるエロ規制の裏には、“奇性虫”が関わっていることを聞かされる。あまりの出来事に頭痛がしてしまいそうな鎖裏だったが、またしても八雲にハメられ、神刀“ハレルユニコーン”と契約させられてしまうのであった…。