ニーナとうさぎと魔法の戦車(8)
人を殺さない戦車隊・首なしラビッツ。その志を掲げた戦車長・ドロシーは銃弾に倒れた。彼女を失ったニーナたちが悲しみに沈む一方、ハイディーマリーの軍勢は侵略を開始する。空に浮かぶ巨大な城。強力な魔力を有したクローン兵。組織化された野良戦車。圧倒的な戦力がアンフレックに迫るのと時を同じくして、一台の野良戦車が町に来る。それがニーナたちにもたらしたものとは…!?愛する人たちを、そしてドロシーの残した想いを守るため、再び戦場に立つ決意をするラビッツ!これまでの戦いで出会ったたくさんの仲間の助けを得て、少女たちは天高く決戦の地へ飛翔する!!
関連ラノベ
ニーナとうさぎと魔法の戦車ニーナとうさぎと魔法の戦車
戦災によって放浪の身となった少女・ニーナ。ある日、彼女は結婚式会場から食事をくすねようとしているところを見つかってしまう。警察に突き出されることを覚悟したニーナだったが、魔動戦車とともに現れた少女たちによって赦される。彼女たちこそ、戦争が生んだ災厄・野良戦車から街を守る私立戦車隊…通称・首なしラビッツのメンバーだった。そこに野良戦車の襲撃を知らせるサイレンが鳴る。かつて戦車に乗っていたニーナ。そして砲手がいないラビッツ。ラビッツの戦車長・ドロシーはメンバーたちに向かって言い放った。「たった今、新しい砲手が見つかった!」第9回SD小説新人賞大賞受賞作、堂々登場。 2010/09/30 発売