ラノベむすび | 魔性の森

魔性の森

魔性の森

出版社

徳間書店

発売日

2001年2月28日 発売

ジャンル

掌には、小さく冷たい手の感触が、まだ消えずに残っていた…七歳のときに、航空機墜落事故で両親と弟を失った川田康生も、いまや高校生。しかし、弟を助けられなかった悔恨は、彼の心から消えさってはいなかった。高三直前の春休み、友人の萩原千尋とふたり、学生寮に居残っていた康生のまえに、ひとりの新入生があらわれた。そして、それと時を同じくして始まった異変。学園の森に刻まれた“封印”が、解かれようとしていたのだ-。翻訳や書評の分野で活躍する柿沼瑛子の初の長篇小説。

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