追放された薬師は騎士と王子に溺愛される
「今日限りで俺たちのパーティーを出ていってもらう」出来ることを精一杯やっていたのに、そう言って冒険者パーティーを追放された薬師のリゼット。正当な報酬ももらっていなかったためお金もなく、お先真っ暗だ。それもこれも、リゼットが無能だから悪いのだ……。そんな時、森で騎士団と出会い、毒に苦しむ彼らを薬で助ける。すると、こんな効果があるなんてと驚かれ、ぜひ騎士団の専属薬師にと求められた!? はじめは戸惑ったリゼットだったが、副騎士団長のシグルトと第三王子のユーリスに大切にされるうちに、自分自身を認められるようになっていく。一方、リゼットを追放したパーティーでは、良くないことが続いて……