どうも、勇者の父です。〜この度は愚息がご迷惑を掛けて、申し訳ありません。〜
辺境の村で木こりとして働くクロアは美人な妻ウィエルと一人息子であるアルカとともに平穏な日々を過ごしていた。ある日、アルカは魔王を倒すことのできる唯一の存在「勇者」であるという神託を受け、許嫁であるサーヤとともに魔王討伐の旅に向かうことに…クロアは勇者となった息子を誇りに思いながら、木こりとしての日々を過ごしていた。しかし、神託を受け三年が経ったある日、サーヤがボロボロの姿で村へと帰ってきた。サーヤの口からアルカが勇者としての権威をチラつかせて、世界を救うことなく女を侍らせ好き放題していることが伝えられ…バカ息子の目を覚まさせるために、最強の拳でぶん殴れ!!