刺のある樹 仁木兄妹の事件簿
仲良し兄妹探偵が活躍するユーモア本格ミステリ
「ミステリへの期待と憧れ。ミステリを読む愉しみ。
ずっと変わらぬミステリの良心が、仁木悦子の小説にあります。」
--恩田陸(帯より)
ミステリマニアの仁木雄太郎、悦子兄妹の下宿に、ひとりの紳士が相談に訪れた。
このところ不可解な出来事に次々と見舞われ、命を狙われているのではないかと脅えているらしい。
ふたりが調査に乗り出した矢先、紳士の妻が何者かに絞殺されるという事件が起き……。
息もつかせぬ展開、二転三転する推理合戦の行方は?
「日本のクリスティ」と呼ばれた著者による好評シリーズ第四弾!
〈解説・日下三蔵〉