英国幻視の少年たち
日本人の大学生皆川海(カイ)は、イギリスに留学し、ウィッツバリーという街に住む伯母の家に居候している。死んだ人の霊が見える目を持つカイはそこで、妖精に遭遇。英国特別幻想取締報告局の一員である青年ランスと知り合う。大学の構内で頻繁に貧血で倒れているランスをかまううちに、カイは次第に、幻想事件“ファンタズニック”に巻き込まれていくー。英国の雰囲気豊かに描かれる学園ファンタジー第1巻!
関連ラノベ
イギリスに留学中のカイは、居候先の家主である叔母のマリコが、自分は魔女であると書き残して行方をくらましたため、英国特別幻想取締報告局のランスと同居することになった。夏至が近づいてきたある日、ウィッツバリーで子どもが妖精に連れ去られる事件が起こる。取り返すために妖精の国へ赴くランス。カイは、同行するよう報告局から命じられるー。1巻が大反響の注目の英国ファンタジー、シリーズ第2弾! 2016/05/10 発売
おなじ「妖精が見える目」を持つカイとランスは、幻想的生命体が関係する事件を扱う組織、英国特別幻想取締報告局から招待され、ロンドンに滞在することに。カイの後輩で行方知れずの幽霊・美柴を捜して訪れたパーティで知ったのは、街のゴーストたちを襲う“死神”の噂。巻き込まれて危機に陥った二人を助けたのはー。深まる幻想世界にますます引き込まれる、シリーズ第3弾! 2016/11/02 発売
「幽霊が見える」中学生の鞠子は、ある老女との出会いをきっかけにイギリスへの憧れを募らせ、二十歳でとうとう渡英する。妖精を探した果てに見つけたのはグレンという名の青年。二人の運命は大きく変わるー。ほか、英国特別幻想取締報告局の幹部ハイド氏のパートナーであり、浮世離れした美貌を持つエルフ・エドワードの過去、幼少期のランスとの関係なども描かれ、少しずつ謎が解き明かされてゆく人気シリーズ第4弾! 2017/03/03 発売
ロンドンで「ゴーストの死神」をめぐる事件に巻き込まれて以来、報告局の上層部からも注目される存在となったカイ。エドから本部への引っ越しを提案され、一度ウィッツバリーに戻って検討することになった。ランスとの言い争い、つきまとう悪夢、タガート兄弟からの届け物、不審な訪問者ー。さまざまなことを経てカイが出した答えとは?番外短編「メイトランズの夏」を収録した、シリーズ第5弾! 2017/07/05 発売