君が残した365日
ーー僕の命は、あと一年。
365日。
君が残した言葉のすべてが、僕に恋の色を教えてくれた。
幼馴染の和泉楓との別れを経験し、毎日を無気力に生きる僕、大野夕吾はあるとき無彩病を発症する。無彩病とは色彩が失われ、やがて死に至る病だが、僕は生まれつき色が見えないため、死ぬまでに一色ずつ見える色が増えていく。残された365日で、僕は楓が遺した「死ぬまでにやりたいことリスト」を1つずつ叶えることに。やがて視界の全てが色づいたときーー?
衝撃のラストに切なく温かく心が震える! 読後、見慣れた景色が鮮やかに輝き出す、最高のラブストーリー! 「僕と君の365日」シリーズ最新作。
■著者プロフィール
優衣羽(ゆいは)
神奈川県出身。白いパーカーを汚すのが得意。2018年ピュアフル小説大賞にて最終候補となり、「僕と君の365日」(ポプラ社)でデビュー。近著に「僕は、さよならの先で君を待つ」などがある。