王太子の最愛姫 亡国の元王女は隣国で初めての恋を知る
戦によって国も家族も失った、敗戦国ゲルンヴィッテの第二王女・フォルティーナ。
絞首刑に処されようとしていた彼女を寸前で救ったのは、
戦後処理に訪れた中立国ギデノルトの王太子・ルートヴィヒだった。
ある事情から父王によって世間から隔絶され、
姉に虐げられ育ってきたフォルティーナは、生に執着せず感情も希薄だった。
そんな様子を気にしたルートヴィヒは、彼女を国に連れ帰り保護することに決める。
同情から始まったはずの気持ちは、純粋無垢な心に触れる度に恋に変化していってーー。
一方、亡国の王女であるフォルティーナの周囲では、様々な思惑が絡み合う。
やがて彼女を中心とした大きな事件に発展していき……。
生きる意味も、恋する喜びも、あなたが教えてくれた。
【国を失った無感情な姫君】×【窮地を救った隣国の王太子】の
王道シンデレラロマンス!
■著者プロフィール
高岡未来(たかおか・みらい)
2021年、第6回カクヨムWeb小説コンテスト恋愛部門 "特別賞"と "CW賞"を同時受賞しデビュー。『黒狼王と白銀の贄姫』はシリーズ累計30万部を突破している。他の著作に『チョコレート聖女は第二王子に甘く庇護&溺愛される 異世界トリップしたら作ったアレが万能薬でした』『このたび三食昼寝付きの契約花嫁になりました 魔法使いの嫁は簡単なお仕事です』『わたしの処女をもらってもらったその後。』など。