その後宮妃、女装した弟につき
蒋灯国の新帝・儲秀宮は女嫌いで有名だが、突如、妃・胡妃を後宮へ迎えた。が、実はそれは上級官吏・胡家の娘、胡春蛍の弟・秀英であった。本物の春蛍の存在を隠すため、春蛍も男装して文官として後宮入りし、皇帝の真意を探ることに。悪名高き先代の妃・紫艶の影を追う中、他殺体を発見したり、死神の人探しに巻き込まれたり、廃宮に消える鬼を追ったりするなど頻発する怪異に巻き込まれる。姉弟は皇帝と共に後宮の闇に迫るが、やがて恐るべき秘密へと辿り着いて……? 正体を隠した姉弟とミステリアスな皇帝が挑む、中華怪異ファンタジー!
装画:紅木春
■著者プロフィール
烏森玲衣(からすもり・れい)
本作でデビュー。「とり」じゃなくて「からす」です。中華モノの小説が大好き。