天壌穿つ神魔の剣(2)
「……私、本気で歌っていい?」
喋る剣ルガイアの呪いを解くため、旅を続ける傭兵アーク。マナラン王国からの依頼である宝獣・三眼竜の捜索は継続していた。
エード大陸に渡ったアークは、ルガイアの導きにより、南へ向かう。
その旅路には、ファナ大陸で出会った神術士のリリア、召喚士のミレイ、聖槍士のティアも同行していた。
【間違いありません。私の欠片です】
ついに発見したルガイアの欠片、しかしそれは、ある村の歌の大会の景品に埋め込まれていた。
「却下。ありえないわ出場なんて」
歌の大会の入賞を狙い、アークはミレイとペアで参加することに!?
高木幸一×狐印が贈る王道ロマンティック・ファンタジー第2弾!
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「私の欠片を集めてください」千魔斬と呼ばれる凄腕の傭兵、魔剣士アークは、言葉を話す傷だらけの剣、ルガイアに「余命五年」の呪いを受け、“ルガイアの欠片”を探す旅を続けていた。ある日、彼はマナラン王国から、不死の力がある目を持つと言われる「三眼竜」討伐の依頼を受ける。しかし、王の推薦で、旅の同行者になった神術士の少女、リリアの体内には、ルガイアの欠片のひとつが眠っていた…。「わ、私をいい女だと言うなら…キミがなんとかしてよっ!!」高木幸一×狐印が贈る、呪われた魔剣士と、恋に不器用な神術士のロマンティック・ファンタジー開幕! 2014/11/15 発売
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