ひきこまり吸血姫の悶々7
長き歴史を誇る国「夭仙郷」。だが、その皇帝は気力を失い、丞相の専横によって王権は衰え、姫であるアイラン・リンズは丞相と結婚させられることが決まっていた。このままでは国が丞相に乗っ取られてしまう。追い詰められたリンズは、コマリに助けを求めるのだった。「結婚してほしいの」「はぁぁぁぁ!?!?!?!?!?」丞相と対決して結婚を阻止してほしいというのだ。ほかに頼るべき味方のいないリンズを救うため、コマリは夭仙郷へと乗り込んでいく。だが、丞相の専横の裏では、さらに恐るべき陰謀が進行していた…。国を、姫を救うため、コマリが神秘の夭仙郷を駆け抜ける!第11回GA文庫大賞優秀賞。
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「……ふぇ? な、なに?」 引きこもりの少女テラコマリこと「コマリ」が目覚めると、 なんと帝国の将軍に大抜擢されていた! しかもコマリが率いるのは、下克上が横行する血なまぐさい荒くれ部隊。 名門吸血鬼の家系に生まれながら、血が嫌いなせいで 「運動神経ダメ」 「背が小さい」 「魔法が使えない」 と三拍子そろったコマリ。 途方に暮れる彼女に、腹心(となってくれるはず)のメイドのヴィルが言った。 「お任せください。必ずや部下どもを勘違いさせてみせましょう!」 はったりと幸運を頼りに快進撃するコマリの姿を描いたコミカルファンタジー! 引きこもりだけど、コマリは「やればできる子」!? 2020/01/14 発売
「ごめん。お前、誰だっけ?」コマリが意図せず煽ってしまったのは七紅天大将軍の一人、フレーテ・マスカレール。これがきっかけで事態はどんどんエスカレートし、ついに将軍同士が覇を競う「七紅天闘争」にまで大発展してしまう!敵となる将軍どもは手ごわいヤツばかり…かと思いきや、コマリは新たに七紅天となった少女、サクナと打ち解ける。文学趣味で、コマリのことを「姉」と慕うサクナは、コマリ以上に内気で気弱な子だった。一方その頃、宮廷内では要人暗殺が横行。さらにはヴィルがサクナに微嫉妬したりと、コマリの周囲は大さわぎ。コマリの平穏な引きこもりライフは、はたしてどうなる!? 2020/05/15 発売
青い空。白い雲。ようやく得られた休暇で海辺のリゾートを満喫するコマリ。そんな吸血姫の前に一人の少女が現れる。「一緒に世界を征服しない?」剣の国の将軍ネリアから、とんでもないお誘いを受けてしまった!その一方で別の国家、天照楽土からも外交使節が来訪。「一緒に世界を平和にしませんか?」東国の最強将軍と噂される和風少女カルラは、まったく逆の提案を投げかけてくるのだった。各国の思惑は錯綜し、やがて世界を巻き込む大戦争へと発展!夏休みから急転直下、戦局の鍵を握る立場となってしまったコマリ。ひきこまり将軍が新たな時代を切り開く!? 2020/09/12 発売
とこしえの桜が舞う国、天照楽土。六国大戦の盟友・カルラから招待を受けたコマリは、その地で次期君主を決定する儀式「天舞祭」の開催を知らされる。他人事だと思っていたコマリだが、候補者であるカルラが高らかに宣言した。「私の陣営にはテラコマリさんが参加します!」いつのまにか巻き込まれてしまったコマリだが、ほかに頼るべき友達がいないカルラを助け、天舞祭に身を投じることに。華やかな祭典の裏で暗躍するテロリストの影。交錯する各国の思惑。今をときめく少女将軍「六戦姫」も集結する中、コマリ&カルラの最強コンビが究極の後継者争いに挑む!! 2021/01/15 発売
六国で広く信仰される「神聖教」。その頂点に立つ「教皇」の来訪を控え、ムルナイト帝国は大わらわ。そんな折、コマリは不思議な雰囲気の少女と出会う。「あなたは神を信じますか?」ごく自然に神を否定してしまったコマリだが、その少女こそが神聖教の教皇、スピカ・ラ・ジェミニだった。皇帝の失踪、神聖教徒による暴動、炎上する帝都ー!そんな窮地にあって、いつも支えてくれるヴィルはコマリのそばにはいなかった。スピカと共に聖都レハイシアに去ってしまったのだー。ヴィルなき今、はたしてコマリは帝国存亡の危機を乗り切ることができるのか!?第11回GA文庫大賞優秀賞受賞。 2021/05/14 発売
「本日付で着任したエステル・クレール少尉であります!」コマリ隊に配属された新人は、軍学校でSS級の成績を収めた優等生。常識外れの荒くれ隊員に振り回され…るかと思いきや、彼女もまた常識の枠に収まらない人材だった。そんな新戦力を得て、慌ただしい日々を送るコマリだったが、つかの間の休暇が取れ、偶然にもエステルの故郷の温泉リゾートへ赴くことに。じつは、その裏ではコマリが知らない極秘計画が着々と進行していた…。上空に出現する「蜃気楼の街」に、暗躍する「影」。再結集するネリアやカルラら仲間たち。発生する連続殺人!次々と降りかかる未曾有の出来事に、コマリが立ち向かう! 2021/09/15 発売
「ここどこ?」コマリが目を覚ますと、そこはいつものように戦場…ですらなく、さらにとんでもない場所ー「常世」だった。コマリとともに常世に飛ばされてしまったヴィル、ネリア、エステル。4人はコマリを中心とした傭兵団「コマリ倶楽部」を結成して未知の世界を旅して巡る。そして出会った一人の少女。「ヴィルヘイズ…?」その少女コレットは、ヴィルのことを知っているという。別世界であるはずの常世に、なぜヴィルのことを知る人物が?元の世界に戻る方法は?新たな世界「常世」の謎にコマリたちが挑む!第11回GA文庫大賞優秀賞。 2022/05/16 発売
コマリが目覚めると、目の前にいたのはスピカだった。「一緒に星砦を蹴散らすわよ!」いきなりとんでもないことを言い出すスピカ。不倶戴天の敵からの意外な提案に戸惑うコマリだったが、星砦の野望を打ち砕くべく共闘を決意する。コマリと逆さ月の面々が目指すのは、鉱山都市ネオプラス。そこは稀少鉱石が発掘され、一攫千金を狙う輩で賑わっていたが、その陰で星砦が暗躍しているというのだ。発掘される魔力を秘めたマンダラ鉱石に、人々を襲う不気味な「匪獣」。そして世界を破滅に導かんと陰謀を張り巡らせる「星砦」。コマリとスピカの共闘のゆくえはー!? 2022/10/15 発売
常世の混乱を収拾するー大きな目標で合致したコマリは、スピカとともに旅立つ。一方その頃、常世の各地にいる仲間たちもコマリを助けるべく行動を起こそうとしていた。だが、そんなコマリたちの前に立ちはだかったのは、謎めいた存在。「スピカ・ラ・ジェミニとテラコマリ・ガンデスブラッドを処分する」みずからを「愚者」と名乗るその人物は、六百年前にスピカの理想を打ち砕いた因縁の相手だった。常世にも存在するという六つの魔核、六百年前に別れたスピカの親友、そして世界の中心に立つ「神殺しの塔」-常世の運命を賭け、コマリの戦いが、いま始まる! 2023/01/16 発売
「たとえ世界がひっくり返っても私は引きこもる!!!」 第11回GA文庫大賞《優秀賞》 自己評価↓最低 他者評価↑最高 ダメダメ美少女が大勝利! ようやくムルナイト帝国に帰還して、ひといきつくことができたコマリ。 コマリの仲間たちも、それぞれの国に戻っていったが、そこには新たなトラブルが待ち構えていた。 さらには教皇クレメソス504世も現世にやってきて……。 オールスターキャストでお送りするシリーズ第11弾! 2023/05/15 発売
「たとえ世界がひっくり返っても私は引きこもる!!!」 第11回GA文庫大賞《優秀賞》 自己評価↓最低 他者評価↑最高 ダメダメ美少女が大勝利! 世界をおびやかす新たな脅威ーー「天文台」 その新たな敵に立ち向かうべく六国が動き出す。 白極連邦は六棟梁のひとりにして、 六国を代表する「六戦姫」に数えられる英傑 プロヘリヤ・ズタズタスキーをムルナイト帝国に派遣。 ムルナイト帝国軍も七紅天を投入し 総力を挙げて天文台に立ち向かう。 ーー世界の命運を賭けた戦いが幕を開けようとしていた! 2023/10/14 発売