恋する少女にささやく愛は、みそひともじだけあればいい
高校生の大谷三球は新しい趣味を探しに訪れた図書館で、
ひときわ目立つ服装をした女の子、涼風救と出会う。
三球は救が短歌が得意だということを知り弟子として詩を教えてもらうことに。
「三十一文字だけあればいいか?」
「許します。ただし十万文字分の想いがそこに込められてるなら」
日々成長し隠された想いを吐露する三球に救は好意を抱きはじめ、
三球の詩に応えるかのように短歌に想いを込め距離を縮めていく。
「スクイは照れ屋さんな先輩もちゃんと受け止めますから」
三十一文字をきっかけに紡がれる、恋に憧れる少女との甘い青春を綴った恋物語。
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「先輩はいつも先輩ですね」 サンタとの出会いをきっかけに再び短歌の道を歩むと決めたスクイ。 復帰のため歌集の発売とともにサイン会に臨むことにした彼女だったが、 会場で突然現れた元クラスメイトの白鳥求歌が立ちふさがる。 「久しぶりだね、スクイ」 彼女はなぜかスクイに対し敵意を持っていた。さらにはサンタも巻き込んでスクイに決闘を申し込み師弟対決を行うことに。 「わかってます。先輩にもモトカにも絶対負けないと言っているのです」 過去のスクイを知るモトカの本音とスクイとサンタの恋の行方はーー。 これは恋する少女に再び想いを伝える恋物語。 2024/12/15 発売