魔女の断罪、魔獣の贖罪
選考会騒然、衝撃の問題作。
魔女と魔獣ーーその結末は罪と罰、最後に全てが覆る。
第16回GA文庫大賞《銀賞》受賞作。
少年は人を食べた。そして、この世で最も醜い魔獣の姿になった。
慟哭、絶望、逃亡。命を狙われる身になった“魔獣”はようやく気付く。牙が、舌が、本能がどうしようもなく血肉に飢えていることに。
もう人には戻れない。居場所を失った魔獣はとある魔女と出会う。
「君、私の使い魔になりたまえ」
契約すればこの〈魔獣化の呪い〉を解く鍵が見つかるかもしれないという。だが、契約と引き換えに与えられた使命は人を殺すことだったーー
なぜ少年は人を食べたのか? 誰が呪いをかけたのか? そして、この世で最も醜い魔獣の姿とは……?
選考会騒然ーー魔女と魔獣が織り成す極限必死のダークファンタジー。
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魔女と弟子、その結末は悠久の愛か、不滅の憎しみか。 極限必死のダークファンタジー第2弾! マンティコアという醜い魔獣になりながらも、魔女エレーナの使い魔として生きる道を選んだレオニス。 そんな折、エレーナに魔術界の最高機関「七賢者会」から命令が下る。 それはレオニスを魔獣の姿へと変えた元凶である〈猿の手〉の破壊。その行方を追い、レオニスはエレーナがかつて弟子と共に創設した魔術学院へと潜入するのだがーー 待ち受けていたのは緻密な罠に、レオニスにとって残酷な真実。そして、エレーナに影を落とす100年以上前に破門した弟子の存在。 「お待ちしていましたわ。お従姉様」 時を超えた再会が齎すのは悠久の愛かそれとも不滅の憎しみか。極限必死のダークファンタジー、第2弾! 2025/09/13 発売