朽ちた神への聖謡譚(2)
「聖骸」の中から目覚めた謎の少女ククルとの“こづくり”で生まれた神の化身を操り、敵を撃退して教導院への入学が認められたマキト。入学式直前に飛び出たレティシアの大胆発言に戸惑う中、マキトたちは「四方の賢人」の一人、東方のクズノハが進める恐るべき計画の存在を知る。そして、機鎧に乗って王都に乗り込んできたクズノハから思わぬ言葉を耳にする。「レティシア・アブソリュート。ウチが欲しいのは、ヌシじゃ」-事態はレティシアの兄カノンも巻き込み、大きな騒動へと発展していく。葛藤を抱き続けるマキトの覚悟、ククルを巡る“円環の巫女”の謎、優秀な兄への劣等感に苛まれるレティシアの決断は!?王道クレイドル・ファンタジー第2弾!
関連ラノベ
ククルに続きレティシアと聖骸を生み出したことを知り、ラニがマキトの寝込みを襲ってきた。どうにかその場を切り抜けたマキトの元に、“東方の賢人”クズノハからオリヴィアを経由して東の国で開催される機鎧の“披露戦”の招待状が送られて来る。出場選手として招待され、聖骸の乗り手である自身の腕を披露しようと意気込むマキト。だが、東の国に到着したマキトたちを待ち受けていたのは、思いもよらないクズノハの“ある計画”だった。街中のお祭り騒ぎを尻目に、張り巡らされていく陰謀ーそして、マキトが自国に留まっているはずのラニと東の国で再会したとき、運命の歯車は音を立てて加速していく。王道クレイドル・ファンタジー、核心に迫る第3弾! 2013/11/25 発売
ラニとの“こづくり”で窮地を乗り切ったマキトの前に立ちはだかる仮面の男ーその正体は、オリヴィアの死んだはずの兄ヴィクトールだった。「北の地でこの世界のあるべき姿を知った」と語る“亡霊”の出現に戸惑うマキトたち。さらに追い討ちをかけるように現れた、謎の少女リアンノン。ククルと同じ顔をした“審判の獣”を自称する赤毛の少女は、気を失ったククルを小脇に抱えヴィクトールと共に戦場を去っていった。世界の真実に辿り着くために、そして、連れ去られたククルを取り戻すために、全ての謎が秘められた北の地へと向かうマキトたち。そこで彼らを待ち受けるものとはー!?王道クレイドル・ファンタジー、世界の命運を握りしめる第4弾! 2014/02/25 発売