ボクのセカイをまもるヒト
「ようやく帰ってきたか」
家に帰ってくるなり、少年は見知らぬ少女に出迎えられた。
「遅かったではないか」
少女は眉をキッと吊り上げた。 名前は、“津門綾羽紬” というらしい。が、どう読めばいいのだろう。 やがて彼女は少年に向かって宣言した。
「わたしは今からお前の守護者になる」
守護される理由のない少年は、とまどうばかりだったのだが……。それからというもの、彼女曰く “襲撃者” たちが次から次へとやってくるようになった! 5メートル離れると自爆する幼女に、不気味なぬいぐるみを抱える妖しい魔術師ーー。少年にとってあたり前だった ≪世界≫ が壊れていく!?
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ボクのセカイをまもるヒト(2)ボクのセカイをまもるヒト(2)
高校生の朝凪巽は、彼を一方的に守護している少女・津門綾羽紬と兵器少女・猫子と同居中。そして、その日常は常に危険だらけ! 西洋剣を使う少女が騒動を起こし、謎のゴスロリ魔術師たちは巽の殺害を企てる! さらに、幼なじみの3姉妹までやってきてーー!? 2006/06/10 発売