詐欺師キッドの英雄演武(1)
「-おたくの魔法、騙りに堕ちたぜ」文明が発展し、神の不在が囁かれ始めた時代。伝説の英雄を騙って悪徳貴族から金銭をだまし取っていた詐欺師のキッドは、ある少女に協力を依頼される。「お願いします、キッド様。あなたにも参戦して頂きたいのです。神ユグラティアの制定せし戦い、“神儀演武”に」伝説は真実を伝えており、キッドとその仲間は世界を統べる7つの種族の戦い、神儀演武に巻き込まれることとなる。これは、嘘から始まる綻びだらけの英雄譚。詐欺師キッドの大いなるショータイム、いよいよスタート!