死神に育てられた少女は漆黒の剣を胸に抱く4
新設軍、始動!
中央戦線でアースベルト帝国軍と対峙し、窮地に陥るファーネスト王国第二軍。
王国は第一軍、さらにはオリビアが率いる別働隊の救援によって帝国軍を退けることに成功していた。
しかし、未だ劣勢を覆せずにいる王国を追い詰めるかの如く、南の雄・サザーランド都市国家連合が動き出したとの凶報が届くーー。
その折、先の戦功によってオリビアは少将への昇進を果たす。
加えて任ぜられたのは、新兵揃いの第八軍総司令官。そんな第八軍の初陣は、王国の南部に迫る脅威、サザーランド都市国家連合の迎撃任務でーー!?
王国軍“最強の駒”として、常識知らずの無垢な少女が戦場を駆ける、第四幕!
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銀の髪をなびかせ、漆黒の瞳を宿した少女は戦場を疾駆する。漆黒の剣を携え、無邪気な笑みを湛えながら数多の敵を屠る少女の名はオリビア。幅広い知識と戦闘技術を、自らを死神と称する存在に叩き込まれた少女であった。オリビアが15歳を迎える日、死神は忽然と姿を消す。手掛かりを求め、オリビアは王国軍の志願兵として戦火へと身を投じていくことを決意したのだった。時は光陰歴九九八年。王国は大陸に覇を唱える帝国に対し、苦戦を余儀なくされていた。次第に苛烈さを増す戦場で、常識知らずの無垢な少女は王国軍“最強の駒”として、英雄の道を歩み出すー!「小説家になろう」発第4回WEB小説大賞銀賞受賞作。 2018/07/25 発売
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