出版社 : ホビージャパン
ふとしたきっかけでダドリーたちが出会った女性新聞記者ヘレン。彼女は、世間を騒がせていた「悪魔の聖書」発見の報を、記事にした人物だった。その聖書をめぐり次々に起こる怪事件は、悪魔の所業なのか!?一方ヘレンの登場でアルダとダドリーの関係にも微妙な変化が。19世紀ロンドンで繰り広げられる、ミステリアスストーリー第2弾。第2回ノベルジャパン大賞佳作受賞。
「宙良を取り戻す!」その決意を持って、主神オーディンの住まうヴァルハラへと向かったアキラたち。しかし、待ち受ける神々はあまりにも強大で、さらに予想外の事態も続発しまくってー異世界で“女神さま”になっちゃった女子高生、アキラと桜羅子の旅路も佳境に。果たして彼女たちは、仲間と一緒に元の世界に帰れるのか。
ゆり絵の魂が生と死の狭間の世界に捕われてしまった!助け出すには女の子のエネルギーを集めなければならない。悪魔の力を借りた僚は、ゆり絵に変身。女の子に触ったり触られたりで、エネルギーを集めていくのだ。でもゆり絵に変身した僚は異常なくらいモテモテ。いろんな貞操のピンチをかいくぐり、僚はエネルギーを集められるのか。
「リヴォニアで暴動発生!」その報に驚愕する立夏やアナスタシア達。そんな中、紗友が立夏たちに何も告げずリヴォニアに旅立ってしまい、ショックに追い打ちをかける。その真意を確かめるべく、紗友を追う立夏。しかし、その頃リヴォニアではグレゴールの陰謀が進行していた…。立夏、紗友、そしてアナスタシア達の向かう先に待っているものとは。
おれの前の席に座る、真っ白なうなじが一級品の少女・神内雪奈。ビスクドール並みに美人で無口な彼女のとある噂を聞きつけなかったら、あの春先の事件に絡むことも、澪と出会うこともなかったに違いないー鈴木真。通称・ポン。彼のほのかな恋心と好奇心から始まった、けっこう普通で、少し不思議な日常生活。その最後に待ち受けるのは…。
「いつかヒカルはこの世から離れなければいけない」判ってはいたけれど、非情な現実を突きつけられる光。激しさを増したテロリストとの攻防の中、ヒカルと光の出す結論は?異世界からやってきたお姫様との異文化交流あり、ドタバタあり、ちょっといい話ありのラブ・コメディの完結編。
ある朝、目が覚めたら身体が女の子になった藤沢僚。どうやら階段から落ちて死んだ少女の霊に取り憑かれ、身体が女性化してしまったらしい。元の身体に戻るために悪魔を呼び出すも効果がない。女性化した身体をいろんな人に弄ばれもう散々。そのうえ身体を幽霊に乗っ取られ、事態はさらに悪化の一途。果たして無事元の身体に戻ることができるのか。
D&D世界への思いもかけぬ潜入体験談-シェリーの手記は、ユーモアと面白おかしい筆者本人の姿に満ちている。ある日、ゲーム会社でプロモーションの仕事をしているOLが、アストリッド・ベラッジオという名の134歳の女ソーサラーとしてD&Dに参加しないかと同僚に誘われる。そして、彼女はまったくの社交辞令からその申し出を受けた。まさか自分が本当にその遊びを好きになるなんて思いもせずに。この本は告白録であり、ハウツー本でもある。そして何より、この世界一有名なロールプレイング・ゲームについて、素晴らしい考察を展開している。キャラクターの作り方を解説し、遊び方を概説し、どうしてこのゲームが長い間愛されているのかを見事に描き出している。これは全て、曇りのない目が見て、そして語った、ゲーマー像の神話と現実なのだ。
秋吉純の部屋に突然現れた幽霊。その姿は、ほとんど面識のないクラスメート・関野帆乃佳のものだった。「助けて秋吉くん!」と、キュートな幽霊はせがむ。彼女によると、現実の帆乃佳は近い未来に命を落としてしまうらしい。そこで「大好きな秋吉くん」に助けてもらうため、未来からやってきたというのだ。ならば、現実の帆乃佳もすでに自分のことが好きなはずと考え、策を講じる純だが…。衝撃の新人作家、不破悠デビュー作。
それぞれの理由により、暗殺組織“ウルス”からの逃亡者となった異能の少女、手塚愛姫と野々村樒。所在を転々とさせながら刺客を返り討つ逃避行もはや3ヵ月目に突入し、知らず互いの呼吸も覚えてきた2人。しかし彼女たちの前に新たな強敵が!その名も“生活資金難”。経済観念が皆無の年上の妹(?)の代わりに先行きを思い悩む、所帯じみてきた愛姫。そんなとき現れたウルスからの刺客・梶原は、二人に思いもよらない提案をする。