出版社 : ポニーキャニオン
食べることが大好きな板橋流は今日も学校で昼の弁当を心の中で分析していた。小さな幸せの中で彼は毎日楽しい生活をおくっていたが、ある時を境に「ピーマン」がなくなってしまったのである。心惹かれていた料理同好会の素原結衣が野菜がなくなり困っている姿を見てしまい、自分のため、そして結衣のために野菜を取り戻そうと決心し、ある祠で願をかける。すると、ひとりの銀髪の少女キリハによって野菜達の国「菜の国」へ連れていかれる。キリハが言うには、菜の国で暴れている菜娘の服を切り開けばピーマンを取り戻すことができる…とか。果たして流は野菜を取り戻すことができるのか?
凄腕の女剣士ヴェルメリア、優れた魔法使いのロゼ、訳ありな姉妹が配属されたのは第39独立小隊だった。そこにはこれまた訳ありっぽい衛生兵ダイトと、何を考えているのか判らないピエランジェロ隊長の2人しかおらず、部隊と言うのは名ばかりの厄介払い。そんな彼らが命じられたのは派遣した部隊が消息を絶ったアババ砂漠への偵察任務だった。剣と魔法と落ちこぼれたちのファンタジー、ここに開幕。
舞台ふたたびありがちファンタジーの世界!異世界の『お約束』に精通したヴェルダートたちの騒がしい冒険と日常は、今回もまだまだ続きます。全チート主さん注目のイベント「書籍化大賞」、勘違いツンデレが生む「暴力ヒロイン」、流行りすぎてどれがどれだかわからない「VRMMO」まで、あらゆる『お約束』フラグを踏み倒す!他にも「転生魔物」「ランカー」「奴隷市場」「ステータス」「掲示板」「スピンオフ」「神様転生」…。数え切れない程の『お約束』に振り回されるヴェルダートとヒロインたちの物語は、果たしてどうなるのか!?新感覚ギャグファンタジーの第2巻、今回もとくとご覧あれ!
一二三六花(ひふみろっか)は、恋人の白瀬蒼生(しらせあおい)を高校卒業式の前日に、不慮の事故で失ってしまう。1年半の歳月が経ち、六花は親友の桃屋多摩(ももやたま)らとバンド活動をする傍ら、多摩の父親が経営する喫茶店でアルバイトをしていた。そんなある日、バイト先に現れた常連客の秋庭(あきば)に「記憶力が良くなる」サプリを飲む高額バイトを持ち掛けられる。サプリの服薬開始から14日目。珍しく風邪をひいた六花は朦朧とした意識の中、部屋の片隅にあるはずのない人影に気づく。そこにあったのは、死んでしまったはずの蒼生の姿だったー
大きな屋敷で孤独に暮らしていた少女・鬼堂院真緒を助けることに成功した葉太郎。“仮面の騎士・ナイトランサー”としての正体を隠しつつも、真緒と一緒に学校へ通うことができ、葉太郎が理想としていた「普通の生活」がこれから始まる…はずだった。突如現れた謎の女性によって「騎士部」が発足!真緒やアリス、愛馬の白姫やユニファ、さらには依子まで巻き込んだ部活動となり、葉太郎にとっては気の休まる暇がない!!そんな中、“仮面の騎士・ナイトランサー”へ復讐を誓うユイエンが、一人の少女と出会っていた。秘密結社「幇」が生み出した最強の暗殺者「何玉鳳」。日本刀を自在に操る寡黙な少女にユイエンが告げる。ナイトランサーをー倒せ!!!
妹の命を救う為、たった一人で閉ざされた隣国“エルゼム”に侵入したアサト。彼を追って、危険を冒しながらも国境を越える涼風若葉とセトの二人は、“エルゼム”の中心部・エクリファスで囚われの身となっているアサトと再会する。若葉はそこで自分と瓜二つの顔を持つ“エルゼム”の巫女・メイとの邂逅を果たす。新人類アウラドの国“エルゼム”を悪だと教えられてきた若葉だったが、アウラドたちとの交流を通じて、今まで信じていたものが本当は間違いなのではないかと疑問を持ち始める。運命に導かれるように出会った若葉とメイ。二人のペンダントが輝き、歌声が共鳴したとき、世界は奇蹟に向かってゆっくりと動き出す。
カーマリー地方教会特務課に配属された訓練生・アーシェイ、現在16歳。「高等院をそこそこの成績で出て、そこそこの役職につき、そこそこに出世してやる」野望のもと、奨学金をもらって親や弟妹を養いながらがんばる苦学生に、甘い言葉でカーマリーに残るよう説得するオブザー主任。そんな時、ニールバー山でアンデッドが出現したという情報を得て、そこに向かう事になったのは、アッシュ、ジークフリート、そして訓練生のルキアとアーシェイ。そして一行は昔のカーマリー領主・キーレイス伯爵の隠れ家である洞窟にたどり着く。そこで、同じ訓練生でイケメン・不器用・馬鹿力のルキアが、いつもの無頓着な行動で出現させた空間転移装置にアーシェイがはまってしまう。一行とはぐれ辿り着いた先に待っていたものは…!他、アッシュがくまのぬいぐるみ・スミス氏に翻弄される「アッシュと真夏の夜の夢」、前巻からの続編に当たる「聖騎士と剣と盾」を収録。
秘密結社プリウレ・ド・シオン団の総長を務めるフィーナに下った“聖クロティルデ計画”発動の令。それは組織のある悲願を成就させるための計画であった。突然の発令に戸惑う彼女であったが、実行を決意する。そしてその決断の裏には、かつて“アヴィニヨンの魔女”として罵られ生きていたフィーナに救いの手を差しのべた、かけがえのない親友の存在があったー。音楽と歴史がミステリアスに交錯する、切なくも美しいファンタジー第2弾!
安達椋は一つ年上の幼馴染、飯綱ふぶきの好意に気づきながらも、少年期に負った心の傷のため孤独な高校生活を送っていた。そんな彼を襲う非日常。自分を「神」と名乗るヴラドに「祝福」され、椋の身体を激痛が襲う。身を引き裂かれるような痛みの中、彼の肋骨から一人の少女が誕生する。リリと名乗るその少女は、椋の「鎧骨少女(アーマラニマ)」であり、彼から産まれ、彼を護り、ふたたび彼に融合し一つになる存在だという。リリの誕生を機に襲ってくる怪異「天蛇」。椋はリリに言われるまま彼女と融合し、戦いに赴くのだった。
[内容解説] バベルの塔がカミサマによって崩されることなく存在し続けている世界。 日本語、英語、ロシア語、その他全ての言語を、誰もがその違いを意識せずに当然のように扱い、自由に意思疎通を図ることができる世の中。 しかしながら、時折解読不可能な新言語、通称<言霊>が現れては事件を発生させていた…。 藍原創は<言霊使い>の高校生。彼が住む街では第八バベルの塔が建造中だった。 その建造に伴い街は急速に発展し始めたが、同時に言霊が巻き起こす事件も急激に増えてきていた…。 ある日藍原は謎の敵に襲撃されている少女マリーロに出会う。助けを申し出る藍原だったが、彼女は必死にそれを拒む。マリーロが背負う運命は重く悲しく、そしてこの世界全てを揺るがすものだった…。 バベルの塔がそびえ立つ世界の中、カミサマによって仕組まれた運命に背くため、藍原とマリーロの<言霊バトル>が幕を上げる!