出版社 : マッグガーデン
佐藤英雄34歳。表の彼は面倒見のいい部長として活躍中だが、一方で異能者や超常の存在と戦う裏世界の中でも世界最強を誇っている実力者である。そんな佐藤は表の仕事で取引先の企業に行った時にかつてのバディであり、ひそかに恋心を抱いていた西園寺千佳と再会、互いに男女として再び意識し始めるようになった。ある日、佐藤はパパ活目的の少女に声をかけられるが、なんとその子は千佳の娘で!?気まずい思いを抱えるうちにかつての宿敵とも次々と再会。敵も不穏な動きを見せ始め…!「オッサンだよ。ちょっとばかり強いだけのな」主人公になり損ねたオジサンが、不敵な笑みとともに再び強大な力をふるう時がやってきたー!第11回ネット小説大賞小説賞受賞!
平安の世に権勢を誇った陰陽師、芦屋道満。絶大な霊力を蓄え多くの式神を使役するも、友と信じていた安倍晴明の裏切りに遭い、失意の中で命を落としてしまう。振り下ろされた金棒と飛び散る鮮血ー。復讐に煮えたぎる心で目を覚ましたとき、道満の転生体である芦屋道弥は現代にいた。しかし千年を経て芦屋家は没落しており、当代である父の悠善も低級の陰陽師として蔑まれる情けない有様だ。安倍晴明への復讐と、名門・芦屋家の復興を誓う若き道弥は、令和の世に再び最強の陰陽師として君臨するため、かつての式神たちを呼び戻す旅に出るー。第11回ネット小説大賞小説賞受賞!
三〇超えのしがないサラリーマンの“俺”は、気がつくと異世界の薄汚れた下水道にいた。ディートハルト・ベッカーというみすぼらしい子供に生まれ変わっており、視界には浮浪児や獣耳の子供たちが。状況が分からない中、ディートハルトは子供たちのリーダーであるアビーに、己が何者でどんな能力を持っているのかを知るべきだと言われ、占い師の前に引きずり出される。結果、ディートハルトには神官の力が備わっていることが判明。その力でモグリのヒール屋として一稼ぎする生活が始まる。第11回ネット小説大賞小説賞受賞!
代々、優秀な騎士や魔法使いを輩出してきたランペイル辺境伯家。その長女として生まれたジョアンは5歳の洗礼式で“無”属性と判定され、あまりのショックに寝込んでしまう。そして彼女は夢の中で思い出すのだった。前世は日本で暮らしていた、孫と推しを応援する元気なお婆ちゃんだったことを…!見た目は幼女、頭脳は老人。今日もお婆ちゃんの知恵袋とスキルを活かしてポジティブにみんなと楽しく暮らします!第11回ネット小説大賞金賞受賞!!!!
まずい飯もインケン女子も跳ね除けて…目指すは唯一、友情END!憧れの乙女ゲーム『光の空へ祝福を』の世界に転生してしまった同人女子、高瀬真琴(マコト)。聖女候補となった彼女の学園生活の目当てはイケメン王子様とのゴールイン…ではなく、大好きなこの世界を“友情エンド”に導くことだ。悪役すぎる悪役令嬢も、残酷な格差社会もなんのその。知恵と勇気でふるい立つ、“金的令嬢”今日も行く!!第11回ネット小説大賞小説賞受賞!
リリアンの魅了を協力して打ち負かした若き国王ユーリと王妃エデリーン。二人は最愛の義娘、聖女アイと一緒に再び楽しい毎日を送っていた。そんなある日、エデリーンは「恋占いの的中率がすごい!」と話題の魔術師夫婦の噂を聞く。数日後、実家に戻ったエデリーンの前には父が呼んだ噂の夫婦の姿が…。実はこの二人、アイの命を狙って人間界に忍び込んだ魔王ローズと部下のアイビーだった!何も知らないアイはローズを命を救ってくれた魔女さまと無邪気に慕い、スイーツでもてなすが、ローズの人間を憎む思いは深まるばかり。ついに王宮攻撃が始まるが…!?「アイ、まじょさまだいすきー!」ちびっこ聖女アイのスキルとエデリーンの愛の力は無限大!敵の心だって癒します!
騎士クラブの一件が解決し、一安心したのもつかの間。OLの前世を持つ貧乏貴族の長女“ペイシェンス”は錬金術クラブで発明を考えたり、植物学の課題をこなすことで大忙しだった。刺繍に古典、外交学と授業も難しくなる中、キース王子に古典を教える勉強会を開くことになってもう大変。しかも発明した湯たんぽや自転車、アイスクリームメーカーが公爵の目にとまり…?青葉祭への準備にも大忙し!ダンスパーティーでは婚約の打診まで!?充実“しすぎて”いるペイシェンスの異世界青春ストーリー、第4弾!
ぼくは、レン・ブルーベル。神様が異世界に転生させてくれて、新しい家族に囲まれているんだ。せっかく神様が、もう一度チャンスをくれたんだもの。剣のお稽古をがんばったり、ひとりでお着替えに挑戦したり、強くなるために特訓中でしゅ!だって、ぼくの使命は「神様が作った子たちとお友達になること」だからね。がんばらなくっちゃ。そんなぼくがやってきたのは、海の街ブルーパドル。白いおうちとエメラルドグリーンの海がきれーな街!そこで、人魚さんや聖獣さんに出会って、ぼくがクラーケンを○○しちゃうー!?剣と魔法の世界で、今度もたくさんお友達を作りましゅ!
城で経理補佐として働くリーゼは、辺境伯家の令息アレクシスに対して恋心を抱いていた。身分をわきまえ自身の恋心を封じる中、何とアレクシスとの縁談が持ち上がる。思いがけず想い人と結婚することになったリーゼだが…。アレクシスは、遠征の帰路に起きた襲撃事件で心を病み残忍な性格となっていた。リーゼは愛する夫のため一生懸命尽くすが、アレクシスには避けられてしまう。そんなある日、事故により彼の凶刃を受けてリーゼは絶命…!意識が遠のく中ー、気がつくとリーゼは過去に戻っていた。最初は戸惑うも、次第に状況を理解し始める。そして彼女はある決意をした。“(一度目の人生)の知識を活かし、悲劇を防ごう”愛する人を変えた事件を回避すべく、自ら剣を手にし第二の人生をやり直すのだった!第10回ネット小説大賞小説賞受賞。
婚約者から婚約破棄され、さらに実家を追い出されたオリビアは王都での紆余曲折を経て、ついに自身の魔石宝飾店を開店した!そんなある日、突然義父から元婚約者と義妹の結婚式への招待状が届く。どうやら拒否権のないオリビアは、沈んだ気持ちになるも…。「私がオリビアと一緒に行きます」「そいつらにギャフンと言わせてやりましょう。ギャフンと!お洒落は女の武器よ!」王都の仲間たちが集まり、オリビアに手を差し伸べるのだったー。エリオットの後押しを得て、父との思い出と自身の名誉を取り戻す戦いが始まる!
不吉な予知夢を回避するため、ベアトリス皇女の禁呪に立ち向かう!王立学校の卒業試験が始まった。クレアが研究のテーマに選んだのは、マルティーノ公爵家に隠されていた祖母の形見の香炉。だが実は、それは乙女ゲームの世界のアイテムで、未来視の魔術を起動する魔道具だった。魔道具を使い、この世界に新たな危機が迫っていることを知ったクレアたちは、海の向こうにある皇国の皇女ベアトリスに出会う。しかし、クレアは皇女が持つ禁呪を跳ね返してしまい、ヴィークやリュイと一緒にとんでもない世界に迷い込むことに…?
完璧な美貌と所作で「高嶺の花」と称賛される公爵令嬢マリアヴェーラは、第一王子から「可愛げがない」という理由で婚約破棄されてしまう。しかしマリアは、至って冷静に「分かりました、どうぞお幸せに」と告げ颯爽とその場を去るもー。「どうしてわたくしではダメだったの!好きになっていただけるよう、人生の全てをかけてまいりましたのよ…」クールに思われてるマリア、実は恋に憧れる初心な乙女だった…!そんな彼女に第二王子レイノルドが近づき、いきなりの求婚&「可愛い」を連発!「かっ!?かかか、かわいい???わたくしが?????」予想外の展開に、秘めていた恋のドキドキが溢れ出す。素直になれない令嬢のじれキュンラブストーリー!第10回ネット小説大賞小説賞受賞!
交通事故で死亡したかに思った高橋修だったが、目を覚ますとウェルロッド侯爵家の一人息子であるアイザックとして転生していた。いじめてくる異母兄弟のネイサンがいるものの、両親や祖父母らから愛情を注がれ、アイザックはすくすくと成長していく。そんななか、祖父の仕事についていった折に出会ったパメラ・ウィンザーに一目惚れをする。しかし彼女は、すでに王子と婚約を結んでいた。失意の底にいたアイザックだが、「王子が邪魔なのであれば、自分が王子になればいい!」と転生した世界での成り上がりを決意する。手始めに、ウェルロッド家の次期当主になるべく跡目争いの相手であるネイサンを蹴落とそうと、アイザックは動き出すのだったー。
愛情のない夫と離縁した子爵令嬢・セレスティーヌは、リディー王国で公爵家の若き当主エヴァルドと出会う。前の夫とは違い、エヴァルドは紳士的かつ真摯にセレスティーヌと向き合い、ときに守り、ときに慕ってくれる。お互い贈り物をしたり一緒に食事に行ったりする中で、互いの心は惹かれ合ってゆくがー。セレスティーヌは自身の年齢や立場を考え、初めて感じた恋心を封印しようとする。そんな彼女の気持ちとは裏腹に、エヴァルドは自身の想いを告げる決心をするのだった!セレスティーナとエヴァルド、すれ違う二人の初恋は果たして実るのか…!?
肌の奇病を抱えたソフィは、わずかな癒しの力と前世のたくましさを活かし皮一枚を治すサロンを営んでいる。ある日、癒師のオズホーンがソフィのサロンにやってくる。オズホーンは、ドラゴン討伐の癒師班リーダーとして危険な地に赴くというのだ。彼を心配するソフィと、彼女を想いオズホーン。言葉にできないながらも、時間を経てお互いの関係はゆっくりと変化しているのだったー。そんな折、街ではソフィの皮膚の奇病を治せる人物がいるかもしれないとの噂が…!奇跡と軌跡が交差する、化物嬢と呼ばれた少女の癒しと恋の物語。
騎士の不吉な伝令が、野営地に響き渡る。クラスティン王国に宣戦布告をした帝国が、ゾンビの大軍勢を引き連れハウスト辺境伯の戦線を突破してきたという。因縁でもある“ゾンビ”という名前を聞いて殺気立つテンマは、すぐにマーリンたちと戦場へ向かう。皆で連携を取り、一〇万近くの軍勢を圧倒するも…、そこには異質な雰囲気を纏う死神が!「こんな化け物が控えていたなんて、どういう悪夢だよ…」今までとは明らかに格の違う強敵に、苦戦するテンマ。過去の因縁に終止符を打つ、最終決戦が幕を開けるー!