出版社 : 宝島社
村は出たくないけど、家族みんなでの旅行は悪くないかも。いろいろあって(アルのせい)、エリックの領地に家族みんなで行くことに。「海が見たい」と騒ぐミーナも参戦して、はじめての家族旅行!大人気日常系スローライフファンタジー。
魔物と人が共存する剣と魔法の異世界。魔物を従えるテイマーを養成する学校で、少年アルスは一番大事な相棒を選ぶ“卵選び”に遅刻してしまった。そのため一番ランクが低いと思われている白い卵から相棒を選ぶことになったアルスは、ある卵に特別な縁を感じて相棒にすることを決める。しかし、その卵から生まれてきたのは未熟な白いトカゲ。「クラウド」と名付けて熱心に訓練をするも、学校では最弱と見なされていた。ところがそんなクラウドが実はとんでもない力を秘めていて…。相棒と一緒に上を目指す、最強学園ファンタジー、ここに開幕!第7回ネット小説大賞受賞作。
突然、異世界で目を覚ました斎藤遼は、迷宮に関わる知識とともに『才能の器』という能力を与えられる。『才能の器』は、斥候スキルに鑑定、看破、さらに理力・神聖・魂魄の魔法三技能など、あらゆるスキルを習得できる多技能×成長チートだった!なぜ自分は能力を得て、この世界に転移したのか。その手がかりを求めて、遼は迷宮を目指すー。異世界迷宮バトルファンタジー、開幕!第7回ネット小説大賞金賞受賞。「小説家になろう」総合日間&週間ランキング1位。書き下ろし短編も特別収録。
魔法学校の卒業を控えて進路に迷う少女と、少女を相棒にスカウトすべく熱烈に勧誘する王子。竜は森で子育てに励むが、天才的に脱走が上手い小猫に頭を悩ませる。母猫は、まったくつがいを作る気配のない悪魔と竜を心配し、お見合い相手を探す旅に出てしまい…。個性豊かな猫たちが織りなす、不思議で優しいファンタジー。
時は大正。開国以来西欧から流れ込んできた文化や亜人たちが日本に馴染んできた頃、東京各地に謎の半球形建造物「はむすぴあ」が出現する。政府の研究機関や軍部の調査により、転移装置であることは判明したが、詳細は一切不明なまま。ところが、華族・君小路家の娘にしてハーフエルフの少女エアルミアが利用すると、なぜか異世界へと繋がってしまい…。果たして、エアルミアは「はむすぴあ」の秘密を狙う勢力から逃れ、真相に辿り着くことができるのか!?
春が訪れた古都。昼のランチ営業では「ヒガワリ」の定食を求める声が上がり、いつにも増して店は繁盛していた。ある日、連合王国からやってきた遍歴商人から貰った豆が大豆だと分かり、さらにその壺から微かに醤油のにおいがした。こちらの世界にも醤油があるかもしれないことに、ハンスの胸は高鳴った。そして夏のある日、海を越えてきた男が「のぶ」の戸を敲く。様々な縁が交錯する異世界グルメファンタジー、第4弾。
ロンドン・ブルームズベリーにひっそりと佇む『カフェ・アルト』。その店主・アルマは『深煎りの魔女』とあだ名されている。彼女の珈琲と焼き菓子、カクテルに入れこむ紳士淑女は数知れず、訪れた客人を魅了していく。20世紀ロンドンの美しい世界観、珈琲や焼き菓子の蘊蓄と、心温まるエピソードが絡まっていく。ほのかに苦くて甘い魔法に掛けられたような、コージー・カフェストーリー。
居酒屋「のぶ」が異世界の古都と繋がってから約半年の月日が流れ、季節は夏から秋へ。常連となったお客たちにはお気に入りの料理ができたようで、「イツモノ!」という注文の声が上がる。そして新しいお客も「のぶ」を訪れる。放浪の女傭兵、詩人を目指す放蕩息子とその付き人の料理人、さすらいの吟遊詩人、そして黒いローブを纏った老女。居酒屋での出会いが人と人を繋いでいく。温かな異世界グルメファンタジー、第2弾。