出版社 : KADOKAWA
この物語さえあれば、他に何もいらない。この小説『十四歳』と、その中に確かに息づく主人公、トキコがいれば── だが、彼女は俺の前に現れた。 灰色の毎日の始まりになるはずだった、新学年のホームルーム。黒板の前に立った彼女こそは、俺が手にした物語の中にいたはずの「トキコ」だった。 不器用に近づいていく二人の距離。 物語の中にいる「トキコ」と、目の前にいる「柊時子」のあいだで、奇妙に絡まってゆく想い。出会うはずがなかった読者と主人公の物語。その結末にあるものは──。
「遊園地──それは恋愛至上主義の、ひとつの結晶とでもいうべき最悪の施設なのだ!」 領家の呼びかけによりGWの遊園地に乗り込んだ反恋愛主義青年同盟部の面々。完全アウェイの状況の中で調査行動を開始するが……? 「この列車のアトラクションは絶対に怪しいよ」(神明さん) 「子供向け遊具というのは隠れ蓑かも知れません」(瀬ヶ崎) 「薄暗い室内でおさわり……」(西堀) 「スピードが速い施設に何か隠されているのでは」(天沼) 「ティ、ティーカップなんかいいんじゃないかな……」(領家) ……果たして彼らは自らの道を貫き通すことができるのか!? さらに女児の策略により高砂は10年後の未来へ、そして何故か異世界に転生!? 話題の反恋愛活動記録、第6弾登場! 第1章 幻想の具象化ーー興行場に見る恋愛信仰とその批判的解体 第2章 系統的記録による分析手法、その主観的限界の彼岸 第3章 仮想と幻想:恋愛至上主義と最新技術の融合に抗するために 第4章 文芸を用いた反恋愛プロパガンダの有効性とその実践
十三柱の英霊達が揃った瞬間から始まった『七日間限定』の聖杯戦争。スノーフィールドは一見して平穏のまま二日目の朝を迎える。だが街は静かに、しかし確実に蝕まれていた。 全てを見通すクラス『ウォッチャー』を召喚した兵士の青年は、狂信者の『アサシン』と対峙し、そしてさらにもう一組の乱入者を迎える。 神を憎む英霊の前には『女神』を名乗る女が現れ、機械仕掛けの『バーサーカー』による猛威が魔術工房に吹き荒れる。 己の正体を求める『殺人鬼』は時計塔の麒麟児とともに、一人のか弱き少女を救うため強者へと挑む。 連鎖する衝突、日常への浸食。新たな局面を迎えた各陣営の思惑はいかに。
「それでも僕はやってない!」 法廷に響く悲痛な声。満員ダンジョン内の痴漢疑惑で捕まった冒険者の裁判だ。 武器をSM道具と偽った脱税疑惑や、腕利き冒険者によるパワハラなど、ガイナース王国裁判所で扱われる訴訟は様々。ダンジョンを出れば、剣士も賢者もただの人。王国を統べるのは法律──つまり、剣と魔法の世界で最強のジョブは弁護士なのである。 そんな国で無敗と名高いキールは、脅迫・捏造なんでも有りの悪徳弁護士。ある日、彼の噂を聞きつけ、恩師を救いたいという心優しい魔法使いの少女アイリが現れ──?
おれが好きになった女の子、瀬戸あおいは、映画やドラマで大活躍している人気若手女優だ。くりっとした大きな瞳、小ぶりで高い鼻、桜色で艶やかな唇、雪のように白い肌。そう、彼女は完璧なんだ。 彼女に会うために、おれは芸能界に入る。立派な俳優になって、あの娘の前に立ち、プロポーズする。そう決めたんだ。 ……なのに、なぜおれは女子アイドルグループの一員としてミニスカートをはきながら踊っているんだ? 女性アイドルとして活躍する少年を描く、ガール(?)・ミーツ・ガール、ストーリー!!
〈禁書館〉で下した悪魔“万里を掌握せし千眼の哨”の力で道の先を警戒し、北のノックス大聖堂へとたどり着いたゼロと教会騎士団一行。悪魔と天才魔女のおかげで行軍は順調に進み、隊長のジェマをはじめ、騎士団のゼロたちへの意識は変わりつつあった。 ノックス大聖堂の主教様へのお目通りにジェマが向かう間、傭兵たちは混乱を招かぬよう街の外で待機することに。しかし、血相を変えて戻ってきたジェマが告げたのは、救うべき“代行様”に関する真実だった。 一方ゼロは、教会騎士団を無事送り届け任務が完了したことで、改めて師匠の元へと向かおうとしていた。既に居場所も把握しており出発しようとすると、思いがけず、主教と面会の機会が設けられる。それを快く思わない近衛騎士隊長のオルルクスは、なにやら不穏な動きを見せるのだが……。 つかの間の平穏を楽しむ傭兵に、魔女であることを思い悩むゼロが告げたのは──。
並み居るライバル達との激戦の末、魔女の最高フレームであるジオフレームを展開させ【黒の魔女】への挑戦権を勝ち取った各務・鏡と堀之内・満ペア。 そして、いよいよ月に封印された【黒の魔女】との最終決戦ーーヘクセンナハトの実行日が決定し、二人は来たるべき決戦の日に向け準備を整えていた。 この世界の創造主であり厄災の元凶【黒の魔女】との再戦。各務にとっては絶対に負けられない戦い。ところが決戦の日を前に、思わぬ出来事が起こりーー!? 『さすまん! さすまんだよ!』 ノベル&コミック同時展開で贈る、川上稔の大好評クロスメディア企画、ついに完結! コミック版とは異なる展開に刮目せよ!!
ー人は天使でもなければ獣でもない。男は、闘う者としての矜持を捨てなかった。青年はあくまで、己が最強であることを示そうと欲した。紫の翼を背負わせられた少年は、何の為に力を与えられたのかすら分からぬまま、戦いの渦中に放り込まれた。天使になれず、獣になることを拒んだ少年は、運命に翻弄されるままフォーシアンと戦い、NEOと戦う。始まりの夜に出会った「星の少女」の記憶で、己の心を「人」につなぎ止めながら。
最強の敵・ホースは俺を圧倒する完全上位互換キャラ。「勝負に負けた方は、二度と三色院菫子に近づかない」舞台は因縁の特異点・高校野球地区大会決勝戦へと移り、『決選投票』という名のパンジー争奪戦に挑む。-どちらが、パンジーの傍にいるのに相応しいか。普通なら勝てる訳ねぇ。なぜならヤツは全てが万能で、その完璧さゆえにパンジーを『呪い』で蝕むチート主人公。だから今回も俺は『作戦』を考えた。当然とびっきり卑怯な作戦。それは、ホース取り巻きの女の子を説得して『清き一票』を奪うこと。難易度ド高めだが、やるしかねぇーんだけど最悪なことに俺はこの勝負の直前、頼れる親友と決別しちまった。サンちゃん、俺この勝負勝てるかな…。
異世界領主の俺だけど、本業は高校生。夏休みも明け、勉学に励むため学校へ行くと、そこにはなぜか俺の嫁・アクセリアの姿が! なんでも日本と異世界を交流させるためのモデルケースの一環……ということで、俺の通うこの学校へ転校して来たらしい!? 一体どんな手を使ったんだ……? ※※美羽さんが一晩でやってくれました。 こうして始まった波乱に満ちた新学期。休みあけ最初のイベント“臨海学校”の行き先を決めるホームルームで、候補地にまさかの異世界・リリガルドが……!? クラスのみんなのノリと勢いに押され、当然の如く決まった異世界臨海学校。これを機に、俺の領地の観光資源を開発しちゃったりなんかして……!? こうして次なる課題は、異世界領地の観光振興に決定!! 異世界⇒日常ファンタジー第4弾!!
「アイスガール1より各機。脱出する」 仲間を庇って北欧禁猟区に墜落した12歳のエースパイロット、マリーディ。四大勢力入り乱れての泥沼と化した戦域に一人取り残され救援を求める彼女は、地対空ミサイルを無効化するための高精度レーダー破壊工作に挑む。 「はひい待って待って待って待ってくださいいい!? 私を守ってくださいよう」 道中で遭遇したのは『資本企業』の内勤兵士のナンシー。まるで役に立たない眼鏡巨乳な彼女に懇願されて、しぶしぶ同行を許可したマリーディだったが……。 軍用端末から流れてきた緊急連絡は告げる。「マリーディ=ホワイトウィッチを第一級現場戦争犯罪者の容疑で敵性登録する」とーー。これは罠か、陰謀か。 近未来アクション、北欧禁猟区編!
目覚めた少年は、何者でもなかった。 “再葬開始”の合図と共に、いつの間にか持っていた火の粉を纏う刃を振るい、異形の敵を倒すのみ。 “境死者(ニアデッド) No.7”──赤鉄。それが、彼に新たに与えられた名だった。 なぜ自分は戦うのか──。No.6である美しき少女・紫遠と共に、訳のわからぬまま死闘に身を投じる赤鉄は、やがてある事実にたどり着く。No.7の称号を持つ“先代”がいたこと、そして自分がその人物に殺され、No.7を“継承”したことを……。 現代ダークファンタジー、開幕!
養父ペテロン殺しの容疑で、悪魔のジョンが教会に拘束された。無実を証明しないと、一緒にいられないーーリズはジョンを取り戻すため、真犯人の悪魔が棲む歪画を追うが、待っていたのは“神が宿る”という絵で!?
太陽の下では生きられない吸血鬼・ユージンの願いを叶えるため、吸血鬼を人間に戻す秘薬の材料である〈銀の薔薇〉を育てるアメリア。だが突然その蕾は枯れ始めてしまい……!? 薔薇を咲かせるため奔走するアメリアとユージンの前に、秘薬の真実と、人間に敵対する吸血鬼・ディオンの罠が迫るーー! 「太陽の下で、君の隣を歩くことが夢だったんだ」吸血鬼との切ない恋の行方はーー感動の完結巻!
「フェオドール。わたし、やっと決めたよ。──きみの、邪魔をしてやる」 妖精兵ティアットと堕鬼種(インプ)の対峙は、ラキシュの振るう《聖剣(カリヨン)》セニオリスの一撃で決された。 手負いの堕鬼種が目指すのはーーかつての戦場、コリナディルーチェ市。 バロニ=マキシ一位憲兵武官の計らいで彼の地へ向かったティアットは、朱髪の先輩妖精兵らと邂逅を果たす。 一方その頃、妖精倉庫の管理人喰人鬼(トロール)もまた、旧き知人を訪ねてその地を訪れていた……。 アニメで話題騒然!! 涙と希望を受け継いだ、次代妖精による第2部! カバーイラストはナイグラート!
いよいよアトランティス大陸に到着した焔たち。白夜王と黒ウサギによって新たなゲームルールが説明されるが、彩鳥はかつてのように戦えない自分の不甲斐なさに不安を隠しきれなかった。一方、廃滅者パラシュラーマとの死闘の果てに、十六夜は再び箱庭に帰還する。どうにか焔と合流する十六夜だったが、そこに“ウロボロス”の刺客が現れ!? やがて告げられる衝撃の事実。焔と十六夜の運命が決する時、再び“絶対悪”の御旗が揺れる!
次々と襲い(?)くる『救国のレディローズ』攻略キャラ達とのラブフラグをへし折り続け、とうとう平民一歩手前までこぎつけた私・フェリシア・スワローズ改めフィー・クロウ。 だけど一難去ってまた一難、私を王妃にしたい“誰か”の思惑から逃げられない……! しかも元許婚のお兄様からは「私と結婚すればいい」って、それプロポーズですね!? 完璧令嬢のお妃様ルート大脱出劇は一件落着……するのか?
中華風の異世界・榮国にトリップして4年、皇帝・黒曜の求愛をどうにかかわしつつ女官として働く鈴音。 春麗、子美という頼もしい仲間も増え順調に見えた後宮生活だったが、北の離宮に住まう皇太后のもとで突然反乱が! 暗躍する黒幕・雨露、混乱に陥る後宮……。 鎮圧のため軍を率いる黒曜の姿に、鈴音の中である想いが生まれるーー「俺の妃になる覚悟はできたのか?」 黒曜の求婚に鈴音が出した答えとはーー堂々の完結巻!
今は昔、夢漏町幕府の頃、さる山寺にイックーさんという、たいそうイキやすい小坊主がおったそうな。ある夏の夕暮れ時、声をかけられ「ンッ!?」軽くイッてしまったイックーさんは、小坊主たちから和尚さまが隠している蜜の入った壺の話を聞く。蜜ツボ…。勘違いをしたイックーさんは、壺捜しに加わることになるが…。「カクヨム」で異彩を放つ超絶倫下ネタコメディ!で、でちゃう?