出版社 : PHP研究所
主人公、中津令司とさくらは、血のつながらない兄妹である。まもなくその衝撃的事実を知るさくらのために、令司は幼なじみの千佳の提案で秋葉原へ出かけることにする。それは「実の兄妹」としての最後の楽しい思い出になるはずだった。ところが、秋葉原を訪れた三人は、時空の歪みによって町の中に閉じ込められてしまう。携帯電話には、脱出するためのヒントとなるメールが送られてくるが…。はたして令司は秋葉原から脱出し、謎の敵「ジョーカー」の正体を解き明かすことができるだろうか?
「群馬県から来た少女」コヨトルが、物語の主人公・羽柴クンの通う東京の学園に転校してきた。その目的は、世間に「田舎だ」「秘境だ」と言われ続けている群馬県による世界支配だという。誰もが絶対無理だと思うのだが、コヨトルは故郷群馬のために決心を変えず、群馬によるさまざまな世界支配計画を開始し、次々に騒動を巻き起こしていく。やがて舞台は群馬県へと移り、かつて世界を破滅させたという邪神「群馬王」の復活をめぐる大バトルが勃発してしまう…!
校門を抜けると、ハンサムだったー。県内トップクラスの名門、私立薔薇門高校。そこに転入してきた主人公は数々の猛者たちと出会うこととなる。アウトロー教師、サッカー部のキャプテン、数年ぶりに再会する幼なじみなど、個性的な面々と主人公が繰り広げる友情、愛情、そして葛藤…。激しい想いが交錯する、笑いと感動の学園ラブ(?)コメディ!ニコニコ動画など、ネットで話題の同人ゲーム「学園ハンサム」をノベライズするにあたって、新キャラクター、新エピソード、そして最終章が分岐するゲーム感覚の仕掛けを追加した。
考古学者の真藤駿介が超古代文明の遺跡の中で見つけたのは、少女の形をした生体ロボット・ルナだった。ルナはなぜかカタコトの、しかも英語しか理解できない。そこで駿介がルナに英語を教え始めると、ルナは駿介の発した言葉を次々に憶えていく。まるで渇いたスポンジが水を吸い込むように。そんなとき、二人は謎の組織に襲われる。武装した男たちは、明らかにルナを狙っていた。彼らはいったい何者なのか?そして、ルナが作られた真の目的とは…!?高校受験レベル(中学校必修)の英単語1200が、作中にすべて登場!物語を楽しみながら自然に基礎英語が身につく奇跡の小説が誕生した!
5年ぶりで日本に帰国したタケルは中学3年生。幼なじみのアヤハとの再会に胸を躍らせて登校したタケルを迎えたのは、あまりにも冷たい彼女の言葉だった。「二度と話しかけないで」-アヤハは明らかに変わっていた。タケルに対してだけでなく、他の生徒とも距離を置いている。あの、底抜けに明るくていつもクラスの中心にいたアヤハがなぜ…?そんなある日、タケルはヒメと名乗る幼い少女と出会う。ヒメは漢字を司る神で、「魔字」と呼ばれる魔物たちを封印する役目を負うという。アヤハの人間不信も魔字の影響だったのか?こうしてタケルは、ヒメとともに魔字との戦いに身を投じることになる。作中に、高校受験に必要な漢字1607字をすべて使用。読破すれば漢字検定3級相当の漢字が身につく、夢の小説だ!
空を覆い、人類を支配する謎の金属塊「天剣」。いつかこの狭い世界から抜け出したいと考えていた少年・十塚飛来は、天剣の謎に迫ろうと、世界でただ一本の「落ちた天剣」ダモクレスへと近づいた。ダモクレスをはじめとする天剣の正体は、巨大な剣の形をした宇宙船だった。飛来はダモクレスの中で、少女「コンパス」と出会う。剣の形の髪飾りをつけた銀髪の彼女は一見人間にしか見えないが、なんとダモクレスの機能の一部を司る、擬人化されたインターフェイスなのだという。コンパスは飛来と突然のキスをかわし、飛来を「新たな主」として登録。かくして飛来は復活したダモクレスの使い手として、襲い来る他の天剣たちと戦うことにー。だがダモクレスの強大な力を扱うための、コンパスが導いた手順は、なんと「数学」だった!?中学校3年間の数学(参考書レベル)を作中で完全網羅!ストーリーと合わせて覚えれば受験にも役立つ、超実用的な小説だ!
お金持ちになって、ななちゃんと結婚する!大好きだった幼なじみとの約束を果たすため、一ノ瀬春人は、ディベート教育を授業に取り入れた国策校、「国立争論高校」を受験した。争論高校は、もしも優秀な成績で卒業できれば将来は総理大臣になるのも夢ではないという、超エリート校なのだ。しかし、運良く補欠合格することができた春人が教室の扉を開けると、目の前に広がっていたのは腐りかけの床。そして、そこに整然と並べられていたのは机ではなく、ダンボール箱だった…。