1992年6月1日発売
長野県警の里見捜査官は再び語る。「第一の犠性者、一色舞子からの手紙を受け取っていた地元FM局の人気DJ日向基樹が、なんと生放送中のスタジオで射殺された。しかも、鹿頭の怪人に。我々捜査陣への挑戦だよ、これは。-それにしても、この時の杜地区は2つの点で捜査がやりにくい。外部の人間に対して異様に排他的であることと、女性たちが謎めいて美しいことだ。ぼくは、すっかり時の杜の“謎”の虜になってしまったらしいよ」ツイン・ピークス形式の連続長篇ミステリー第2弾。
今日もまた、中原に西風が吹く。それに誘われるように、少年が一人旅に出る…。「聖刻1092」の世界を舞台にした胸躍る冒険活劇の開幕だ。用意された冒険は、一人で楽しむ「個人活劇」と、数人で楽しむ「集団活劇」の二種類。
宇宙では、狼が生き豚は死ぬ-。おれの名はマキシン・グレンディー。危険な香りを漂わせる、クールでドライな凄腕の宇宙船乗りだ。今は訳あって二人の女どもに船に居座られているが、奴らがおれのハードボイルドな生活についてこれなくなるのも時間の問題であろう…と、思っているうちに二カ月たった。な、何故だ。その上、宇宙で助けた美少女プロレスラーが、おれを-。
とある湖畔の別荘地-。新米雑誌記者の一ノ瀬梓は、幽霊騒動の取材を兼ねて、大学時代の友人・間宮華織のもとを訪れた。しかし、久しぶりに会う旧友は気もそぞろで、まるで何者かに取りつかれているようだった。華織の身に何が起きたのか。それが明らかになる時、梓はとてつもない事件に巻き込まれてゆく自分に気づくのだった。地球を脅かす生命体の謎を追う、新シリーズ第1弾。
魔獣プレガントの力により、超人的な力を身につけて蘇ったグリントの首に、デューブは賞金をかけた。自らも兵を率いて執拗に迫るデューブ。やがて、二人は再び剣を交えるが、再生したグリントにとって、ただの人間にすぎないデューブの剣は児戯にも等しかった。だが、グリントの剣がデューブの命を絶たんとした時、恐るべき魔獣剣士ゴーラが現れた。超英雄譚、待望の第二弾。