1994年3月10日発売
「風水の李家」の老師は後継者侯補の翠と沙羅に汐入水輝を捜すように命じた。水輝は竜脈を揺り動かす「竜の血族」、彼の持つ〈竜の気〉を封じろというのだ。それは二人のどちらを後継者に決めるかのテストだ。一方水輝は、偶然に出会った沙羅に不思義な感情を抱いた。その上彼女は、水輝に「ずっと以前からあなたの存在を知っていた。いつかあなたに会えるだろうと思っていた」といった。
幼い子供が次々に失踪する事件が起きた。さっそく卓巳たちは調査を開始するが、当の子供たちがなかなか協力してくれない。やがて魔の手は史生にまで及んだ。闘いの緊張感の中で、卓巳は次第に追いつめられていく。そんなとぎ、不審な少女が卓巳の前に現れた。「卓巳、平和な世界に行きたくないか?」誘いかける少女の謡声につられて、卓巳は敵のワナに足を踏み入れてしまった…。
GFにさよならもいわず、父親の仕事の都合でY町に引っ越してきたソウタロウ。そこで知り合ったセキグチとシノブに、ソウタロウは去年の夏、友人のシミズカツヒロが、アーケードで消滅したことを話してやった。だがネコの「茶坊主」を探してセキグチ家の地下室を探検したソウタロウとセキグチも、祭り囃子が洩れ聞こえてくる不思議な扉から、何者かの心の世界へ迷いこんでしまったのだ。
真っ赤なずきんの女の子チャチャは、もちもち山に住む魔法使い見習い。いつも師匠のセラヴィ先生に怒られてるけど、危険が迫ると、マジカルプリンセスに大変身、しちゃうのだ。ところがそんなチャチャを魔法の国の大魔王がねらい始めた。一体どーなっちゃうの。愛と勇気と希望の名のもとに、マジカルプリンセス、ホーリーアップ。
銀色の髪の少年吟遊詩人(シルヴィ)が古都ファルーカへ向かう途中、盗賊に襲われた。助けてくれたのはなんと女の子。ヴィラローザと名乗った彼女は渡り剣士、同じ16歳というのに、剣も気も減法強い少女だった。シルヴィが札金の代わりに堅琴を弾くと、一瞬月神アリエルが現れた。「お前は幻影詩を歌えるソムラーダなのか?」驚くヴィラ。だがもっと驚くことが2人を待っていた。…。