1994年6月30日発売
晴れた空から突然に…晴れた空から突然に…
巨大都市・東京。その湾岸から全長500mにも及ぶ飛行船がバンクーバーに向けて飛び立った。新しい空の時代を開く、超豪華客船「飛鳥」の初飛行であった。時代の最先端を行く招待客を何人も乗せて、船は太平洋上を静かに、静かに東へと進んでいく。だがその時すでに、船内には不穏な風が吹き荒れていたのである。
火事の日は岩男(ロックマン)火事の日は岩男(ロックマン)
秘かに憧れていた同僚の舞高園子に声をかけられ、森野マサトは目の前にあった椅子に片足を取られて騒騒しく転んだ。それがマサトを正義の怪人・ロックマンに変身させる大いなる伏線だとは、神の身ならぬマサトには知る由もなかった。ロックマンに迫る山内山製薬の陰謀とは。そして、ロックマンに近づく謎の美少女の正体は。期待の新人が贈る、ヒーロー・コメディー。
水の星戦記(3)水の星戦記(3)
シヴァ暦471年のファラ王国の政変が、王女マイの運命を大きく狂わせた。兄であるアンリ王太子の行方は。王権を証明する光王石を隠し持つマイに次々と危難が降りかかる-。90パーセントが海面という水の星の戦いは、最終局面を迎えようとしていた。ナギ船長率いるベガサス・ザ・ドランカー(酔いどれ天馬)の行く手、ますます波高し。異色海洋冒険SF、波乱の完結。
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