1994年9月5日発売
ハーイわたし、、高原苺。イチゴって呼んでね。青葉学園高等部1年、16歳。で、放送部で“ストロベリー”って名前でDJしているの。番組名は「恋の悩みに答えます」。み〜んな、恋に悩みはつきもの。わたし自身、目下片想い中で、とてもじゃないけど、余裕のお答えなんてできないのよ。憧れの彼と、わたしの恋の行方は。巻末には、イチゴとえりちんが、読者さまの恋の悩みにお答えする「恋愛相談室」つき。
お待たせしました。小林深雪が描く大人気キャラクター、ビーグルちゃんが大活躍する『ビーグル絵本』が、ついに登場です。ビーグルちゃんが主人公の三つのお話。そして、みんなが応募してくれた可愛い犬写真を集めた『犬写真館』。さらに、『ビーグルちゃんシール』や『ビーグルちゃんポストカード』など、豪華付録も付いて大充実。「犬大好き」の小林深雪が贈る、世界でいちばん可愛い犬の絵本をどうぞ。
あたし、工藤由香。高3。受験生にとっては、1分1秒が大切だというこんな時期に、またまた事件が持ちこまれてしまったの…。うちの高校の文化祭に出る幽霊を退治してほしいっていう、冗談みたいな依頼なんだ。
殺人犯は、ピザがお好き。人気エッセイストの殺人現場には、宅配ピザの空き箱がひとつ…。聖ルピナス学院に通う3少女プラス美少年が巻きこまれた、珍妙にして、謎だらけの事件とは。ユーモアとミステリアスな、“やすみワールド”の開幕。
告白なんか、しなければよかった。ふられても忘れられないひと。大好きな先輩。どうしたら、あなたを忘れられますか。こんなに気まずくなるなら、辛い想いをするのなら、片想いのままでいたほうが…。あたし、もう傷つきたくない。だから、こんど誰かを好きになっても、自分の気持ちは秘密にしておくの。恋さえしなければ、傷つくこともないのだから…。こんな、恋に臆病なあたしだったけれど。
「必ず、迎えにいくからね」。約束の言葉を残して、遠くへ行ってしまった和彦くん。10年ぶりに再会できたのに、あたしに、わざとそっけなくふるまうの。でも、あなたのやさしさを、あの約束を、信じてる-。
大好きな親友がいて。5年間思い続けた彼がいて…。幸せすぎたあの夏の日、私たちは無邪気に笑っていたよね。やがて訪れる悲しい運命に、自分たちが引き裂かれていくことも知らずに…。恋愛、友情、そして生命を見つめ続けた感動作。涙なしには読めません。
景王ー陽子は、官吏の圧政で多くの民が重税や苦役に喘いでいることを漸く知り、己の不甲斐なさに苦悶していた。祥瓊は、父峯王が、簒奪者に弑逆されなければならないほど、国が荒んでいることに気づかなかった自分を恥じていた。鈴は、華軒に轢き殺された友・清秀の命を守れなかった自分に憤り、仇討ちを誓った。-それぞれの苦難を抱えた三人の少女たちの邂逅は、はたして希望の出発となるのか。