2002年6月25日発売
あらゆる格闘技試合で不敗を誇る南雲凱。今や、名実ともに沼田道場のエースとなり、手にした金で毎晩豪遊を繰り返す凱だったが、その肉体はいつしか蝕まれていた…。一方、弟子の格闘技トーナメントへの参戦を許した麻生英治郎は、彼らの活躍により、いつしか「常勝軍団の総帥」とマスコミに祭り上げられていた。その現実は、ひたすら空手の真髄を極めるという彼の理想とは、全く別次元のものだった…。苦悩する英治郎は、遂に輝英塾塾長として決断を下した。それは南雲凱との頂上対決。両者激突の時がきたのだ!!シリーズ感動の完結篇。巻末に著者と桜庭和志氏(格闘家)との特別対談を収録。
「あ〜、なんで俺がこんな凶暴女と一緒に旅しなきゃなんないんだよ?」「まったくだ。どうして私のような可憐でかよわい少女が、この変態色情狂の面倒をみなければならんのだ?」いつのまにやら、国王にまで成り上がってしまった元学友ーシオンの陰謀で「勇者の遺物」探索を命じられた超無気力男ライヤと女剣士フェリス。いやいやながらも、ネルファ皇国へと旅立った。いたってヤル気ない二人をよそに、新王シオンの周辺では、彼の失脚を目論む者たちが暗躍していた。そんな中、シオンはネルファへの表敬訪問を決意する。暗雲渦巻くネルファで何かが起きる!緊張と脱力のアンチ・ヒロイック・サーガ、とりあえず第二弾。
ウイルスがモレモレで陣代高校は大パニック。ちょっとした手違いから、相良宗介が持ち込んだ細菌兵器が、教室で漏洩してしまった!今度こそ、ホントの絶体絶命?降って湧いた大災難ー暴徒と化した生徒たちに残された道は!?人間の尊厳を賭けた聖戦が、平和な学園の中で繰り広げられる…かも?(『五時間目のホット・スポット』より)待望のシリーズ最新刊は、テロリズムに警鐘を鳴らす(?)衝撃の短編集だ。「ミスリル」の美少女艦長テッサ大活躍な幻の快作『女神の来日(受難編)』も収録して、今回も大暴走ぅっ。