2002年発売
統合計画局にさらわれた を奪回するため、アレス部隊の生き残りが潜む豪華客船へと乗りこんだ恭介と香澄。だが、統合計画局が送りこんだ刺客によって、恭介の仲間たちは次々に傷つき倒れていく。 自らも傷つきながら姿なき暗殺者の能力を見破る恭介だったが、現れた敵の正体は、あまりにも意外な人物だったーー!? 新たなレベリオン“アンダーカヴァーズ”や統合計画局の新装備“アテナ・システム”なども登場。そして、絶え間なく続く戦闘の中で、恭介、香澄、萌恵が、それぞれ最後にくだす決断とは!?
ついに舞原姉とたどり着いた和歌丘タワーワールド。総面積約十五平方キロメートルの園内は、『緑の国』『風の国』『水の国』『闇の国』、と四つのエリアに分けられ、四つのエリアには当然のようにそれぞれ特徴ある絶叫マシンが揃えられ、舞原姉に望まれるまま、堂島コウは次々と苦手なそれらに乗ることになる。しかもこれは舞原姉の初デートで、予定通り進めば初キッスの舞台となるはずで……。 一方、舞原家の実働部隊『スタッフ』のトップは不穏な動きを始め、さらに〈知恵の実〉まで関わってきてーー。 ……果たしてコウの運命は!? 人気シリーズ第4弾、登場!!
ミーハー若菜の言い出した「松尾芭蕉ツアー」に出かけた私・村上朝香と極楽コンビの紗恵、若菜。案の定道に迷って別れ別れになった私は、日光東照宮の「眠り猫」に導かれて怪しい扉を開けたのだがー。目の前には、見渡す限りの人の群、その上私が「救世主」!?で、「鬼退治」に行けって!?あの華代ちゃんと『赤城山』の仲間が帰ってきた!野村美月が贈る、奇想天外、笑いと涙のハートウォーミング・ノベル第二弾。
主人公・神無月明彦はPiaキャロット本店でバイトをする高校三年生。そんな彼は七月の昼下がり、本店のオーナー・木ノ下泰男に呼び出され、8月の一ヶ月間、新規オープンするPiaキャロット4号店のヘルプを頼まれた。同僚でほのかに思いを寄せる高井さやか勧めもあり、主人公は複雑な心境を胸に抱きつつ、ヘルプを承諾するが…。高校生活の最後の夏。人との出会いとふれあいに主人公はなにを感じとるだろうか。
誰もが憧れる学園のアイドル・芹沢香穂。夏休みを目前に控えた7月16日、耕太郎は香穂に告白することを決意する。しかし、つぎの日耕太郎が目覚めると、日付けは9月1日になっていた!わけもわからぬまま始業式へ出席した彼が目にしたものは、さらに信じられない事態だった。「香穂が事故で死んだ!?」ふとしたきっかけで時間移動能力を得た耕太郎は、香穂を死から救うために奔走するのだが…?SFテイストの人気恋愛ADV、待望のノベライズ。
砂漠化が進む惑星・ファルガイア。かつての海は、棲みついた魔獣と流砂で行く者を拒む。だがそんな荒野を、危険と浪漫を求めて旅する者たちがいた。人は彼らを“渡り鳥”と呼んだ。ヴァージニアは、渡り鳥志望の女の子。ヒョンなことから3人の渡り鳥とチームを組むことになるのだが…!?人気RPGシリーズ最新作のノベライズ、第1巻登場。
ファウストの裏切りで読仙社に渡ったグーテンベルク・ペーパー。奪回作戦で読子のサポートを命じられたナンシーは正直おもしろくない。一方英国では、ドニーの日記を前に、ねねねが悩んでいた…。
異世界から来たシェラにとって“この世界”は魔法に満ちていた。科学という“誰にも平等に使える魔法”が、人の代わりに何でもやってくれる。しかしシェラは知っていた。“限られた者たちにしか使えない魔法”の存在を。-魔法惑星ボンジュイの存在を。ついに黄金の太陽リィと銀の月シェラ、そして闇のルウの3人が集う。この世界ー宇宙に何が起きるのか。
「やられたら、やりかえすってことさ」剛士君いきなりのご乱心!?魔族の国の総帥となった小野寺剛士君、第二次セントール会戦で失った戦力の補充も待たずに、人族に攻撃をかけようというのだ。勝算はあるのか?それとも追い詰められたあげくのヤケクソか!?人族のエリート部隊、王立特務遊撃隊は魔王領の奥深くまで潜入していたが、魔王領の主力が出撃したとなっては自由に動けない。前線基地、マリウクスに帰投しようとする指揮官、ゴローズであったが、彼の前に過去の悪夢が立ち塞がる。悪夢は、少女の姿をしていた…話題沸騰、前代未聞の高校生大河ロマン第三弾。
「正真正銘の死人にしてあげます」魔法を使い切り、哀れ幽霊として青春を謳歌するハメになったオチコボレ高校生、式森和樹に新たなる受難来襲!人間に戻るため塵探しに頑張る彼の前に現れた美女、紅尉紫乃。彼女の目的は和樹を完全に成仏させる事だった。さっそく塵探しの妨害工作を開始する紫乃。おまけに、和樹と凛の仲を誤解した夕菜が嫉妬の嵐を巻き起こす始末で、和樹の望みは近づくどころか、全力で遠ざかってゆく有り様にー。幽霊人生に吹き荒れる逆風を乗り越え、和樹は人間に戻ることが出来るのか!?あの2年B組が大活躍する、混迷と錯乱の書き下ろし中編も収録して、マジカル・ラブコメ待望の短編集第三弾ここに登場。
高校生・神名綾人は、友人たちと試験会場に向かう途中、侵略軍の航空部隊と防衛軍の戦闘に遭遇してしまう。破壊された街で、綾人は怪しい男たちに拉致されかけるが、謎の美女・紫東遙にその危機を救われる。しかし、遙もまた綾人に銃を突きつけたのだった。綾人は混乱のまま、遙とともに巨大な神殿へとたどり着く。そこには、巨人・ラーゼフォンが待っていた…。人気アニメーションの完全ノベライズ、第1弾。
明治27年、東京。碧の瞳を持つヘレン・愛子・コンデルは、「はかまめくり」の犯人を追ううちに、東京の侵略をたくらむ西洋妖怪の陰謀に巻き込まれてしまう!ヘレンは超お嬢様学校の同級生・加藤美七江、巫女の平井真奈、そして狐の九と天狗の十二様を仲間に、妖怪どもと戦う決意を固めるのであった。萌える乙女の浪漫、明治妖怪バスターズの活躍やいかに。
2039年。火星を訪れた探査チームは異星文明の遺跡を発見するが、突如飛来した生命体・タルシアンの手により全滅させられてしまう。その後、地球文明は遺跡から発見されたテクノロジーにより飛躍的に発達。タルシアンの追跡・調査を目的に国連宇宙軍も組織される。中学生のノボルとミカコは、同じ部活に励む仲の良いクラスメイトであったが、3年生の夏にミカコが国連軍選抜メンバーに抜擢され、二人は離ればなれとなってしまう。携帯電話のメールで連絡を取り合う二人だったが、宇宙船が地球を離れるにつれ、その時間のズレは決定的なものへとなっていく…。映像では語られなかったタルシアン侵攻の謎が今明らかに。
祐二が出会った袴姿の少女・哀は自らの正体を“妖”だと明かした。清楚で美しい彼女を前に、そのことをすんなりとは信じられなかった祐二だが、ある日の塾帰り、地下鉄で起きた事件をきっかけにそれが真実だということを思い知る。やがて「七つの頭」を名乗る混たちの陰謀に巻き込まれていった二人は、あまりに過酷な運命と直面することとなるが…。
よくない道だねえ、と走ってきたモトラド(注・二輪車。空を飛ばないものだけを指す)が言った。後輪の脇には箱が、上には大きな鞄と丸めた寝袋とコート。旅荷物をたくさん積んだモトラドだった。でもやっぱりこれは近道だよと、モトラドの運転手が言った。黒いジャケットを着て、帽子とゴーグルをした十代中頃の若い人間だった。腰を太いベルトで締めたジャケットの前合わせは、初夏の風が入るように大きく開けていた。その下に、白いシャツを着ていた。 人間キノと言葉を話す二輪車エルメスの旅の話。短編連作の形で綴られる、大人気新感覚ノベル第6弾!!