2004年9月18日発売
「安倍晴明の生まれ変わりって本当?」郊外のオフィスビル群の中にひっそりと佇む駒王神社。その寂れた神社に、ひっきりなしに出入りする若い男女、境内にこだまする嬌声、鼻をつく甘い香り。怪しい会合ーなどではなく、奥には最近流行の“スポット”があり、しかも社務所が喫茶店なのだという。不思議な魅力を放つ17歳の少年店長・神楽を目当てに日参する狭野天火は、彼に関して奇妙な噂を聞き、ある依頼をするのだが…。第五回えんため大賞佳作受賞作。
二年前、沢渡直樹は事故で家族を失った。今はフリーターとして、レンタルビデオ店でバイトをしながら毎日を無気力に生きている。悲しみの想い出、その夢から目覚めた朝ー。枕元には直樹を呼ぶ少女の貌があった。清水を梳いたような銀の髪。白く澄んだ肌。切れ長の瞼の奥に、鮮やかな紅を湛えた円い瞳。何だろう、ぼんやりした頭で直樹は妹の名を呼ぶ。「-灯雪」今日も直樹と灯雪の兄妹の一日が始まるー。新鋭が放つ、ミステリアス・ストーリー。
コロロカの洞門の先に、ガルカの“語り部”が現れた!?ペタの旧友・マックスの依頼で、真相を調査することになったダグたち一行は、バストゥークの街でなにやらワケありげな暗黒騎士のミスラの娘・シリィと、その連れのクラウスが仲間になる。パーティはコロロカの洞門を抜け、ラバオの村を目指すのだが…。ファミ通文庫でしか読めないオリジナルストーリーが展開する『ファイナルファンタジー11』ノベライズシリーズ最新刊。
大樹を復活させて“シルヴァラント”と“テセアラ”-ふたつの世界を救ったロイドたち一行。彼らは、それぞれの思いを抱きながら故郷へと戻っていった。ある者は過去を清算しに、そしてある者は未来に向かって動き出すために…。好評『テイルズ・オブ・シンフォニア』ノベライズシリーズ、待望の外伝が登場。